IT系で日本では名の知れた大企業の圧迫面接
日本でも有名な大企業の面接を受けた時の話しです。自分が面接を受けたのはIT系で日本では名の知れた大企業で、専門学校出身の自分からすれば一世一代の大チャンスと言っても良いくらいに気合いを入れて、本屋などで面接マニュアルなどを読みまくって臨みました。
その会社があるのは東京都内。
地方に住む自分からすれば会社に着くまでが一苦労。
やっとの思いで到着すると、受付は無人。
入り口を間違ったのかと焦っていると、置物だと思っていたロボットが急にしゃべりだした。
正直これだけで東京の凄さにちょっとビビってしまいました。
そしてロボットに言われるがままに画面のボタンを押していくと、奥から担当者が現れて面接会場へと誘導されました。
そこにはすでに10人以上の人がただただ無言で座っていて、その静けさに自分も緊張感マックスに。
しばらくしていよいよ面接の番になり、部屋の中へ。
余りに緊張して声がうわずってしまったのを今でもはっきりと覚えています。
自分の目の前にはなんと面接官が5人も。
予想もしていなかった自体でいささかパニック。
当然5人もいるので質問もマシンガンの如く矢継ぎ早に飛んできます。
ありきたりの志望動機から、この会社で何をしたいかなど。
そして端のほうに目をやると、斜に構えたいかにも怖そうな人が。
圧迫面接というやつだった
その人だけはずっと厳しい表情で話を聞いていて、自分もなるべく目を合わさないようにと思っていると、急にその人がしゃべりだし、「そんなのでウチでやれると思ってるの?」とこれまた予想外の厳しい意見が。
それを聞いてしまった瞬間、金縛りにあったかのように固まってしまい、完全に自分のペースを奪われてしまった。
もちろんそんな状況で結果は言わずもがな。
これがいわゆる「圧迫面接」というやつで、大人数で面接をし、その中の一人がかなり厳しい言葉を浴びせて、その時に志望者が適切な対応を取ることが出来るかを見極める一つの方法らしいです。
さすがに大企業になると色々の戦法をとってくるもんだと良い勉強になりました。