辞書の編集プロダクションの面接
結婚1年目に、西新宿にあった辞書の編集プロダクションにパートの応募をしました。求人は新聞記事で、履歴書を送ったら連絡が来て、面接をしたいとのこと。
そこの会社に指定の時間に行きました。
面接官は中年の男性1人で、後で分かったのですが、部長さんでした。
履歴書を見ながら、「J大学ですね。ドイツ文学科ですか。ドイツ語もできるんですね。」などと聞かれました。
「はい、ドイツ語も勉強しました。」と答えると、「イギリスにはどのぐらい留学していたんですか?」との質問。
「半年です。そこでケンブリッジ英検を受けて合格しました。」などと答えました。
すると、面接官の人は英語版の「TIME」を出して、「ちょっとここの記事を訳してみて下さい。」と言いました。
教育関係の内容の記事だったので、割と得意分野で、かなりすらすらと訳すことができました。
面接官の人はうんうんとうなずいていました。
そして、「はい結構です。」と言われ、面接官の人はニコニコして、「それで、週に何回ぐらい来られますか。」と質問してきました。
「週3、4回は大丈夫です。在宅でも仕事ができるんでしょうか?」とこちらが質問すると、「在宅でもお仕事していただくことはできますが、最初は会社に来てお仕事していただいて、仕事を覚えていただいてから、ということになりますね。」とのことでした。
「英語の辞書の編集の仕事のお手伝いということですが、大丈夫でしょうか。」と言われたので、「はい、英語は好きですから、大丈夫です。」と答えました。
「そうですか。それでは、来週から来ていただけますか。」と、話はどんどん進んでしまいました。面接官の人がフレンドリーな感じだったので、こちらもあまり緊張せず、普通に答えられたので良かったです。
その場で採用してもらえることが決まり、次の週から仕事ということになりました。
辞書の編集という仕事は語学好きの自分にとっては面白い仕事だったので嬉しかったです。