派遣スタッフの給与体制
派遣スタッフの給与体制は基本的に締日があり、月に1回の支払いというところが多いようです。
時給計算だけで比較すると正社員より多いことも
金額は職種によって様々なので手取りはいくらくらい支給されているかなどのような具体的な金額のお話は出来ませんが、単純に時給計算だけで比較すると正社員より多くの給与を受け取っているという派遣スタッフも多くいるでしょう。
交通費が支給されない、残業代が出ないことも
ただ、契約内容によってことなりますが、派遣スタッフには正社員と違って交通費が支給されないことや残業代が出ないなどということもあります。
他にも退職時には退職金が支給されないため給与体制は若干高い場合もあります。これとは逆に介護施設等では派遣会社が間に入ることや夜勤は出来ないなどから給与体制が低めに設定されていることもあります。
いずれの場合にせよ、一定の期間での契約勤務のため、昇給がなく賞与も望めないことが多いようです。
現在、一般的には正社員の一か月の給料が20万円から30万円ぐらいが平均ですが、派遣スタッフは一か月の収入が10万円から20万円が50%を占めています。
ただし、派遣スタッフにも常用雇用型と登録型があり、派遣会社にきちんと登録され一定期間派遣会社のスタッフとして、同じ企業に派遣される常用雇用型の方が、若干高額な傾向があります。
携帯などから応募して派遣される単発の登録型は一か月の賃金が10万円にも満たないという人が6割を占めています。
入社直後の給料はさほど変わらないかもしれませんが、その後の保証や雇用の不安定さを考えて仕事につかなくてはいけません。