派遣の「時給制」について
派遣の給料については、「時給制」を取っている企業がほとんどかと思います。仕組みとしては、派遣元が派遣先に、時給あたりの金額を単価として扱っています。
単価の100パーセントは貰えない
その単価の100パーセント全てが、社員の給料になるのではなく、その内の何パーセントかが、給料に当たります。
この比率は会社によっても違うのですが、それほど派遣会社ごとに差はないとされています。それよりも注意しなければいけないことは、少しでもこの単価をアップさせるために自分のスキルアップをすることでしょう。
スキルが高い人は時給も高い
スキルが高い人は働き先でも必要とされますから、単価を高く契約してくれますので、自然に給料はアップします。
年収は正社員に比べると
年収は正社員に比べると少ないと思っている人もいるかもしれませんが、実際には地道に頑張っている人なら、時給1,500円、1,600円程度の給料だという人も決して少なくありません。
ボーナスがあるか否かで最終的な年収も変わってくるかも知れませんが、それ以外の部分においては、年収的にそれほど変わらないというケースも多いのです。
具体的に計算をしてみると、1日8時間働いて20日出勤した場合に、1,500円の時給だと1か月24万円です。この金額を見て、思ったよりもらえると思った方も多いのではないでしょうか。
しかもこれはあくまでも単純な計算であり、残業がまったくなかった場合を想定していますから、もし残業が20時間あったとする場合、合計27万円が月収となるわけです。派遣社員だからと言って、必ずしも「正社員より給料が低い」とは言えないのです。