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逃げ出したい気持ちになった英語での面接



短大を卒業するまでに就職の内定がもらえず、卒業後も就職活動を続けていました。
逃げ出したい気持ちになった英語での面接
短大在学中に交換留学生として1年間オーストラリアに語学留学していたので、英語が使える仕事も視野に入れて探していたところ、子供英会話スクール講師の正社員求人を見付けました。

電話をかけてみたところ翌日に面接に来るように言われ、急なことだったので面接のシュミレーションなど充分な準備ができないまま、その英会話スクールを訪れました。

英会話スクールの面接当日

当日は私以外に3人、同時面接に来ていた人達がいました。
私のような新卒者はおらず、それなりに社会経験を積んだ人達でした。

面接が始まる前に少し話をしたところ、イギリス帰国子女の人、アメリカで働いていた経験のある人、旦那さんがアメリカ人、といったすごい経歴の持ち主達でした。

私も日常英会話レベルはあり、留学中は英語でのコミュニケーションに不自由を感じたことはありませんでしたが、他の3人の英語の流暢さはネイティブ並みで、発音や語彙の豊富さなど、その実力は私とは雲泥の差がありました。


極度の緊張と不安

当時20歳だった私は完全に怖気づき、極度の緊張と不安で自分で何を喋っているのかわからない状況に陥ってしまいました。

知っているはずの英単語も出てこず、面接官からの質問にスムーズに答えることができませんでした。

面接官や一緒に面接を受けた人達から変な目で見られているような気がして、今すぐにでも逃げ出したい気分でした。

それに加えて面接官から、日本語すら理解していない小さな子供にどうやって英語を教えるつもりですかと質問され、当時まだ小さい子供と接した経験の少なかった私は何も答えられませんでした。

英語力の低さだけでなく、人間的な経験の乏しさも実感し、情けない気持ちでいっぱいになり、軽い気持ちでこの求人に応募したことを後悔しました。

結局、私にこの仕事は務まらないと悟り、面接直後に応募の辞退を申し出ました。

たった1年の留学で培った程度の英語力では仕事として成り立たないのだと思い知った、苦い面接の思い出です。

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カテゴリ: 面接の体験談

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