銀行の子会社の派遣社員→契約社員→正社員になった話
もう10年ほど前の話にはなりますが、1年だけ派遣社員の時期がありました。
1年だけというのは、派遣先で契約社員→正社員に登用していただけたので、派遣社員であった期間が短かったのです。
少しでも参考になればと思い、そのときのことを書きたいと思います。
登録もしていない派遣会社から連絡
就職の超氷河期と言われ、大学4年の12月になろうという時期になってもまだ就職先が決まっていなかったときに、登録もしていない派遣会社から「銀行の事務の募集があるが説明会に来ないか」という電話がありました。
正直、胡散臭いのではと思いながらも、内定がまだの私は、藁にもすがる思いで参加し、内定をいただくことができました。
派遣会社で研修をしていただけた
派遣でよかったことは、まず、派遣先に着任になる1か月ほど前から派遣会社で研修をしていただけたこと。
簡単なパソコン操作からマナーなど、基本的なことを教えていただけます。マナーは特に、電話応対やお茶の出し方など、これまでなかなか身につける機会がなかったことを丁寧にやっていただけました。
マナーの先生は外部講師でしたが、その道ではそれなりに有名だったそうで、結構厳しかった覚えがあります。
そしてその研修のおかげで、派遣先に着任になる前に、同じ職場で働く同期たちと仲良くなれたことが、慣れない職場で働いていく上でとても心強いことでした。
派遣先は厳しかった
派遣先は、はっきり言って厳しかったです。
銀行の子会社への勤務だったのですが、銀行業務まではさすがに派遣会社の研修では扱われず、初めて聞くような言葉とシステムに戸惑いはありました。
しかし、派遣先でもしっかり研修があり、同じように3つの派遣会社から派遣された派遣社員という立場の同期が27人もおり、すぐに職場に慣れることができました。
私たちの仕事は手形や契約書の点検と伝票作成が主で、お客さまは銀行の営業マンのみ。派遣会社の研修で教わったマナーはあまり必要としませんでした。
泣かされることもしばしば
女性社員の多い職場で当時はキツイ社員さんが多く、泣かされることもしばしば。でも、同じ立場の同期がたくさんいたので、みんなで頑張って乗り切ることができました。
ちなみに3年ほど前に引っ越しのためにその職場を退職したのですが、そのときにはキツイ社員さん達は他に異動になるか年を重ねて丸くなるかで、とても過ごしやすい職場環境になっていました。
残業
勤務環境は、残業は最初の3か月はなし。4か月目から月末月初の多忙時期だけ残業がありました。
残業は5分単位でタイムカードに記載します。
勤務当初は決算期には遅くまで残業がありましたが、今は遅くても19時40分まで。普段は17時10分の定時退社で、定時を過ぎて残っていると怒られてしまうほど、就業時間にメリハリをつけている職場でした。
福利厚生
福利厚生もしっかりしているところで、半年を過ぎたころから有給が発生。2か月に1度は必ず有給をとらなければなりませんでした。
銀行関係なので、お休みは土日祝日のみでお盆はありませんでしたが、そのかわりに年に1度、好きな時期に1週間休暇を取得することができました。
契約社員になった
私の場合は、派遣社員として派遣が決まったときに、1年後に銀行の孫会社の契約社員になるという話が出ていて、実際そのとおりになりました。※後に正社員になりました。
派遣先の派遣社員を担当してくださった副部長が私たち派遣社員にとてもよくしてくださり、よく面談して私たちの話を聞いてくれ、派遣会社へ意見をしてくださることで待遇が変わることもありました。
たとえば、交通費。当初、3社ある派遣会社のうち、全額が支給されるのは1社のみでした。他は上限が決まっており、そのことを知った副部長が派遣会社に掛け合ってくださり、全額支給されるようになりました。
派遣社員の人数が多かったこともあり、とてもいい環境で仕事をすることができたと思います。
派遣会社は心強い存在だった
派遣会社にも色々あり、直前の研修が自己負担のところもあれば、かからないところもありました。
ただ、自費にしろそうでないにしろ、研修してもらえることで自信にもなりますし、得るものが必ずあります。
派遣先で何かあったときに相談できるというのはどこも同じですし、その点でもとても心強いと思います。
以上、簡単ではありますが、派遣社員時代の体験談でした。少しでも参考になれば幸いです。