派遣でホームセンターの倉庫内仕分けのお仕事
単発派遣で、初めてホームセンターの倉庫内仕分け業務をしたときの話です。
とても田舎にある倉庫だったので、朝は5時に起きで、6時に派遣会社の集合場所へ集まり、担当の方が仕事場まで送迎してくださいました。
送迎の道のりも2時間かかるような場所にあったので、車に弱い私は行きの道のりだけでも辛いものとなりました。
大きな倉庫へ付いて、朝礼が始まり社員の方と一緒に話しを聞きます。
それが終わったら、作業を開始するのですが、その作業というのが、各ホームセンターへ配送する商品を仕分けるお仕事で、商品は小さい物は豆電球から、大きい物はダブルベッドまでベルトに乗って運ばれてきた、商品をコンテナに乗せる仕事でした。
女の私には大変
男性ならば、なかなか勤まるのでしょうけれど、女の私には大変なものでした。
土鍋や木ベラなどの調理器具などは小さいので、割れたりしないよう気をつければ、なんとか順調に作業できるのですが、ガーデンチェアやマッサージ機などの大型家具がベルトで運ばれてきたりすると、もう大変です。
まずベルトから下ろすところから、始めなければなりません。
全身を使って、今までに出した事のないような力を振り絞り、なんとか床に下ろします、そこからコンテナに入れるのですがそれもまた重労働です。
コンテナに入れる時も、商品が破損しないよう梱包材や、ダンボールなどに包んでコンテナに置かなければなりません。
自分の身体の倍あるような、商品でも四苦八苦して梱包すると、大きい商品には1時間もかかってしまい現場の方に、注意されてしまいました。
ですが頑張ろうにも、力もない女には無理な話で、上の方に睨まれながら、慣れない力仕事をするのは本当に辛かったです。
足を負傷
それでも必死に頑張って作業していると、木材が流れてきました。
大きな木材でしたが、抱きかかえてコンテナに移す事ができました。
残りの木材をベルトから下ろそうと、コンテナに背を向けたときに木材が倒れてきてしまい、足を負傷してしまいました。
ジーンズからは血が滲み、足には激痛が走りましたが、これ以上失敗を重ねてはいけないと思い作業に戻り、その日は、なんとか仕事を終えることが出来ました。
人には向き不向きがある仕事だと痛感し、このお仕事の依頼が来ても断るようにしています。