お食事お届けサービスの注文受付のオペレーター
派遣会社の紹介で、コールセンターのオペレーターを経験したことがあります。
オペレーターの経験者はスムーズに勤務できると思いますが、初心者には非常に苦痛でした。
お食事お届けサービスの注文受付のオペレーター
某コンビニエンスストアのお食事お届けサービスの注文受付でした。
派遣会社から聞いていたのは、初心者でも1週間の研修があり、簡単な注文だけなので、誰でも出来ると言われました。
オペレーターの経験がなく、敬遠していて断ったのですが、仕事がなくて困っており、3か月の短期だったので引き受けてしまいました。
研修は、50~60名で複数の派遣会社から来ていました。
配達料が無料になり大幅にリニューアルしたことで、一時的に大募集していました。
分厚いマニュアルがあり、小テスト・終了テストとテストだらけでした。最終テストに合格しなければ、再度研修を受けなおします。
派遣会社から聞いていた話と違う
派遣会社から聞いていた話とは大きく異なりました。
他の派遣会社の方に時給面を聞くと、100円も安くて交通費なども大きく違いました。
具体的な仕事は、お食事お届けサービスの受注ですが、ネットが使える方であれば簡単にネットから注文することができます。
パソコン操作ができないお年寄りの方々が中心になり、日本全国から注文の電話が入ります。
住所・氏名・電話や注文内容を聞きながら、パソコン画面に入力をしていきます。
何度も聞き直すことは許されず、なまりがひどくても間違えずに復唱しながら入力をしていきます。
電話を切ってからは、素早く処理を終えて待機状態にします。
すぐさま電話がなり、休む暇はありません。
タイマーも動いているので、少しでもモタモタしていると怒られてしまいます。
最初は、比較的に簡単な受信のみですが、慣れてくるとクレーム対応もしなければいけません。
最初からコールセンターに不安が多かった私は、1日目から圧倒されていました。
「できない」と判断
5日目に実際の現場に足を踏み入れて、殺伐とした状況を目の当たりにして、「できない」と判断しました。
社員の罵声が響き渡り、ひたすら電話が鳴り続けている状態でした。
研修最終日に申し訳ないと思いながらも、続けて迷惑を掛ける前に辞退させてもらいました。
「誰でも出来る」「大募集」などの内容には気を付けた方がよいと思います。