短期の派遣を何度か繰り返すという形で働いていました
私が派遣社員として働いていた頃、一緒に働く方の大半は年上の方でした。
当時25・6歳だった私ですが、年下や同い年くらいの方は滅多にいませんでした。
やはり、一度会社を辞めた方などが転職活動中につなぎで働くといったケースや、大体定時で帰れるという派遣社員の強みを生かして副業をとして派遣社員の働き方を選択する方が多かったように思います。
私は就職しなかった組で、遅れて就職活動をすることになったため、主に短期の派遣社員を何度か繰り返すという形で働いていました。
短期を繰り返すメリットとデメリット
何個もの会社を経験できることも派遣社員の強みだと感じています。
そこでいろいろな人たちに会い、いろいろな刺激を受けることができます。
ですがこの短期を繰り返すというのにはデメリットもあって、なかなか自分に合った仕事を紹介してもらえない、または経験不足から社内選考で落とされるというようなことが続くと、下手するとひと月まったく働けないというようなこともありました。
短期でつなぎとして働く場合はいい仕事があったからと一社の登録だけで満足せず、最初に一気に何社も登録して、隙間隙間でいろんな会社から紹介をうけるのがいいように感じます。
私だけかもしれませんが、派遣社員としての勤務はやはり正社員へのコンプレックスを芽生えさせてしまいました。
能力的には大して差はないのに、どうしてこんなに差があるんだろう。といつも強いコンプレックスを持つこととなってしまいました。
人それぞれいろいろな理由があるとはいえ、事件等も多いですし、被害妄想かもしれませんが、派遣社員への社会的な見る目はいまいち冷たいように感じます。
どうせ派遣だろ、と思われているように感じてしまいます。
メリットも多ければデメリットも多いと感じる派遣社員ですが、派遣会社の質で勤務先の質も決まってくるのかなと実感しています。
大手は社内選考で落ちることも多いですが、研修のしっかりした企業へ派遣させてくれます。中小はスピーディーに派遣させてくれますが、研修はほとんどないなんてこともあります。今後派遣社員として働く方は、色々なメリットデメリットを見比べて派遣されていって欲しいと感じています。