派遣の仕事でで精神的に辛かった某大手企業の本社総務
派遣は正社員ではなかなか働くことができないような大企業でも働くことができることが多いので、きちんとした会社勤めに憧れる人にとってはありがたい働き方でしょう。
期間限定なのでずっと同じ職場で働いていかなければいけないという圧迫感もありませんし、また転勤もないので気楽です。
ですが、同じ仕事を任されても正社員と派遣社員とではお給料から待遇まで違うので、その格差に不満をもったこともあります。
また、待遇や派遣の時給は良かったけれど、精神的に辛かったのは、某大手企業の本社総務の仕事でした。
周りは自分よりも高学歴の社員が多かったですし、また同じように派遣社員として働いている人も多かったのですが、いろんな派遣会社から来ている派遣社員も多かったので、同じ職場で同じ仕事をしている派遣社員でも、それぞれ所属している派遣会社によって待遇も条件も違うので、その違いで不満を感じることもありました。
また、自分が所属していた派遣会社は勤務する大手企業の子会社にあたる派遣会社だったので、そのつながりで多少スキルがなくても採用してもらえることが多かったのですが、他の派遣会社から来ている派遣社員はスキルが高くないとなかなか採用してもらえないようなこともあり、その違いなどからくる派遣同士の嫌な空気も辛かったです。
仕事以外の雑談がまったくない
また、総務の仕事は堅い職場だったので、勤務時間は仕事以外で雑談をするようなこともなく、ずっとだまっていなければいけないのも精神的に苦痛でした。
電話がかかってきても、その電話の話し声が職場に響き渡るような感じだったので、仕事に自信がない時などは電話で話す時も気を使いました。
また、気持ちを吐露できるような仲間もできにくかったので、派遣社員は孤独だと感じたことがあります。
大手企業で働くことは学ぶことも多いですが、噂が広まらないようにあまりおしゃべりになりすぎないということと、人の目を気にしすぎないということも大事なのだと感じました。