もう街角でティッシュを配る仕事はコリゴリMK(36歳)
ティッシュ配りをアルバイトで1年間(3日間、4日間単位の仕事を月に4~5回)行いました。もう街角でティッシュを配る仕事はコリゴリです(MK36歳)。
私が体験したティッシュ配りの仕事内容
東京の秋葉原界隈の電気屋さんの前で、携帯電話の宣伝用のポケットティッシュを配る仕事をしていました。
指定されたコスチュームを着なければならないのですが、そのコスチュームが短パンやミニスカートでした。
午前中の半ばから、夕方日が暮れるまで、ずっと立ちっぱなしで、ひたすらポケットティッシュを配るのですが、それぞれ、ノルマがあり、1日に配らなければいけないポケットティッシュの数が決まっていて、その数を配り終えるまで、仕事が終わりにならないときもありました。
そんな時は、残業代は出ません。
お昼ご飯時間は1時間ありましたが、近くの喫茶店などで、自分たちでお昼ご飯を調達して食べる形で、お昼ご飯代は自分持ちでした。
もうティッシュを配る仕事ををやりたくないワケ
雨の日も、寒い日も、短いコスチュームを着なければならず、恥ずかしい思いも最初はありましたが、恥ずかしい以上に、寒さに耐えられないと思うようになりました。
その上、ノルマを達成しないと帰れなかったので、日が暮れて寒さが増しても、まだそのままの格好で残らなければならずとても大変でした。
そのコスチュームを着ていると、同じ男の人が毎日のように会いにきたり、怖い思いも沢山しました。
お手洗いに行く時間もなかなか取れず、どこで誰が(雇い主)見張っているのかもわからないので、手を抜くこともできず、本当に辛い毎日でした。
全体的に考えて、そのバイトは時給に対して、労働条件が過酷だったような気がします。
そのときはあまり経験もなく始めてしまったバイトですが、とても後悔しています。
これからティッシュを配る仕事をを行う予定の方へ
私がこのバイトをしたのは、今から10年以上も前の話ですが、今でも同じようなバイトは存在するのでしょうか。
まず1番肝心なのは、バイトを始める前に、労働条件をきちんと確認し、納得することだと思います。
私は、ノルマの件や、寒い時には上着を着て良いのかどうか、など、未確認のまま仕事を引き受けてしまいました。
時給は他のバイト(飲食店のアルバイトなど)よりは多少良かったので、この短いコスチュームさえ我慢すれば、と思ってしまいましたが、休憩条件や、寒さ対策、ノルマの件など、他にも確認すべきことは沢山あったと思っています。
契約書に同意のサインをしてしまったら、その他の条件も飲んだとみなされて、すべて、雇い主のいいなりになって働くしかありませんでした。