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食品の商品企画・開発の仕事はもうコリゴリ。KH(43歳女性)



健康診断を行う度に年々様々な数値が悪くなっていき病院通い。食品の商品企画・開発の仕事はもうコリゴリ。KH(43歳女性)。この仕事は7年くらい正社員として働いていました。
食品の商品企画・開発の仕事は2度とやりたくない


KHが体験した食品の商品企画・開発の仕事内容

食品の新商品企画・開発の仕事です。
まず、現在の消費者ニーズや動向を見極め、次回新発売してみたい商品を企画します。

ただこの時点では、どのメーカーのどの材料をどの程度使うのかということや、原価計算、またその商品が実際に製造ラインに乗せられるかどうかまではあまり細かく考えていないので、次は商品開発部に依頼して、実際に商品を試作してもらいます(原価計算や、製造するとしたらどのラインを使うのか等、細かい段取りも組んでもらいます)。

そして最後にその商品が売れそうかどうか、営業の人たちを含めて議論を交わし、「よし、これでいこう!」ということになって初めて新商品として発売されることが決まります。

実際には一発OKという商品はあまりなく、色々改良されて、日の目を見る商品が多いです。


食品の商品企画・開発の仕事がもうコリゴリな理由

「商品開発」、「商品企画」というと、どこの企業においても花形部署だと思います。

確かに自分の企画した商品が全国に発売され、店頭に並んでいる姿を見ると「これは、私が企画した商品なのよー!」と周囲に言って回りたくなるほど、とても誇らしい仕事です。

ですから仕事自体は面白かったですし、やりがいもあったのですが、食品の企画というのは「食べてなんぼ」という世界なので、自社製品はもちろん他社製品も大量に試食しなければなりません。

食べることも仕事なので食べ続けた結果、体重の急激な増加はもちろんですが、健康診断を行う度に年々様々な数値が悪くなっていき病院通い・・・。

そして最終的には、それまでは全くなかった食物アレルギーもあれこれ発症し、自分自身のプライベートな食生活にまで影響を及ぼし始めました。

仕事を辞めた今でも、もちろん食物アレルギーは治っていませんので、生涯にわたる食生活に害が出てしまったという点で、この仕事は2度とやりたくありません。


食品の商品企画・開発の仕事をこれから行う予定の方へ

食品は他の商品と違って万人が必ず必要とするものなので、とにかく消費者の目は厳しいです。

どんどん新しいものを生み出して市場に投入していかないと、すぐに消費者に飽きられてしまいます。

ですので、年がら年中「次の商品はこうしようか、ああしようか」と考えている感じです。休暇で旅行に行っても、現地で流行っているものや、目新しい食材のリサーチは欠かせません。(もちろん休暇なので、会社から「リサーチして来い」とは言われませんが、無意識に調査をしてしまっているという感じですが…)

食品の新商品開発は、次に流行りそうなものにいち早く目を付け、どこよりも早く市場に出した者勝ちなので一時も気を抜けませんが、自分の生み出したものが実際に形になって店頭に並ぶというのはとてもやりがいを感じると思います。

ただ、健康管理だけは気を引き締めて、しっかりやっていただきたいと思います。
健康は、そう簡単には取り戻せませんから。

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