生命保険会社総合職のお仕事を正社員として経験したA.Tさん
5年間、生命保険会社総合職のお仕事を正社員として経験したA.Tさん(男性31歳)。現在はは残業が多いことと、全国各地への転勤が頻繁にあるので退職しています。
A.Tさんが体験した生命保険会社総合職の仕事内容
全国の支社へ赴任し、基本的にはなんでもこなします。
地区まわりや飛び込み営業や営業職員との同行募集などの保険販売がメインとなってきます。
そのほかにも保険月などキャンペーン月の営業戦略の企画立案・実行など自分の数字と支社の数字が求められる保険営業が主な業務です。
ほかには営業職員の採用や面接の補佐、保険の商品知識やセールストーク等の営業教育や営業職員一人一人の成績管理作成および本社報告などの営業事務。
新契約に関する事務や保険料の領収等の収納事務、顧客からのクレーム対応や訪問面談による商品説明などのフォロー活動等顧客折衝事務や生命保険面接士として被保険者との健康に関する面談等を行います。
またその他雑多な事務が多数あります。
今も生命保険会社の仕事を続けていますか?
3年前に辞めております。
理由としては残業が多いことと、全国各地への転勤が頻繁にあるからです。
生命保険会社の仕事を5年間体験した感想
この仕事で楽しかったことは非常に多くの人と会って話ができるということです。
まず支社の営業職員は支社の規模によりますが、その営業職員一人一人と密にコミュニケーションが取れること、そして飛び込み営業や地区訪問などによって毎日数十人以上の人と出会って話をすることが出来ます。
もちろん相手にされないことや怒られることもしばしばありますが、人と会って話をすることが好きな人にはもってこいの仕事だと思います。
それに対し苦しかったことは、やはり生命保険会社は営業がすべてなので、総合職にはノルマはありませんが、営業職員に営業の教育を行うという立場から考えると、やはり成績がゼロだとものすごく肩身が狭いです。
そういったプレッシャーは毎月のようにありました。
これから生命保険会社で働くことを考えている方へ
これから生命保険会社の総合職で働きたいと考えている方へ送るアドバイスがあるとすれば、人なつっこくかわいがられる人間であれということです。
生命保険会社は営業の会社なので、求められるのはやはり数字には間違いないのですが、それは営業職員の仕事であり、総合職に求められることはその営業職員にいかに数字をあげてもらうかということです。
そういった意味では総合職が行うべきは内部営業であり、コミュニケーション力が必要になります。
ただ国内生保の営業職員は生保レディによる販売チャネルのところが多いので、そういった人たちにいかにかわいがられるかが重要になってくると思います。
結局は総合職に求められるものは支社の数字を達成することです。
そのために必要な内部営業を行いやすい人間は人なつっこい人間であると思います。