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海外営業事務のお仕事を派遣社員として経験したE.Tさん



海外営業事務のお仕事を2年間派遣社員として経験したE.Tさん(女性38歳)の感想。

海外営業事務のお仕事を派遣社員として経験したE.Tさん


E.Tさんが行った海外営業事務の仕事内容

海外の関連会社から、製品を作るための「材料」の注文が入るので、メールに添付されたPOを確認して輸出の手続きを始めます。

まず在庫を確認して、先方へ英語で納期をメール連絡し、輸出日が決まったら社内専用システムに登録して、乙仲さんへの輸出書類作成指示を始めます。

「材料」自体は同じ建屋内に保管してあったので、自分で注文量に見合った段ボールを用意して、緩衝剤などを使ってパッキングします。

乙仲さんから輸出書類が届いたら内容を確認してインボイスに上司のサインをもらい、商品と一緒に、手配した宅配業者に手渡します。

ほかには英語で見積を作成したり、納期調整、注文状況のまとめ資料作成、取引先からの支払確認に伴う経理とのやり取りなどがありました。


今も海外営業事務の仕事を続けていますか?

働いていた事業部自体が撤退となったので、派遣契約も終了しました。


海外営業事務の仕事を派遣として2年やってみた感想

楽しかったのは、事務とはいってもずっと机に座っているだけでなく、パッキング作業があったことです。

一人で担当していたので、注文量が多いときは少し大変でしたが、梱包部屋みたいなところに行くのは大好きでした。
宅配業者のドライバーさんも、気さくな方が多かったので、親しくなってお話ししたりしました。

大変だったのは、たまにL/C取引が入ったことで、書類の確認などかなり面倒なので、乙仲さんに助けてもらいながら、決して間違えないよう細心の注意を払いました。

それと、担当の上司が一人しかいなかったのに、いつも外出がちで、すぐ誰かに相談できないことが多く、それも大変でした。
また、たまにインド人から電話がかかって来て、英語なのですが発音がとても聞き取りにくくて困りました。


これから海外営業事務の仕事を考えている方へ

この職種でまず求められるのは、英語力だと思います。

時差があるため大体メールでのやりとりが主流ですが、急ぎのときに電話確認できるのは大きなメリットになります。

私の場合はスピーキング力がなかったので、何とかメールでごまかしましたが、話せるに越したことはないです。メールのやり取りは、ビジネス文書みたいなのが出来上がっているので、前任者のメール履歴などを参考にすすめると良いと思います。

海外とのやり取りとはいえ、そのお国柄にもよるのでしょうが、ほとんどの国が日本よりいい加減です。

日本人相手では当たり前に伝わることが、全く理解されなかったり、仕事が済んでいないのに帰宅しちゃった、というのはよくあります。
特に何か依頼をするときは、いつまでに、ここをこうしてと細かく指示することが大事です。

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