無理のある予約の取り方をする整形外科クリニック受付の仕事

すごく患者の数が多く、無理のある予約の取り方をする整形外科の受付を社員として１年やりましたが、もうごめんです（KT26歳女性）。

整形外科クリニック受付の業務内容

整形外科、リウマチ科、リハビリテーション科を運営する整形外科クリニックの受付を担当していました。

仕事内容としては来院された患者さまの応対、予約、登録作業などを行う窓口受付、診察を終えられた患者さまの会計を行い、診察券をお返しする会計業務、リハビリテーションを行う患者さまの受付、予約などを行うリハビリテーション室受付、機械や道具を使ったリハビリテーションを行う患者さまへのお手伝いをするリハビリテーション補助が主な仕事でした。

その他にも日々の事務的な業務としてコンピューターによる理学療法士の予約状況管理、松葉杖などの貸し出し物の管理・使用状況確認、問い合わせや予約の電話にお答えする電話応対なども行っていました。

スピード勝負の整形外科クリニック受付

私が勤めていたのは1日に300～500人の患者さまが来院する整形外科クリニックでした。
患者数が大変多く、予約をしても数時間の待ち時間が発生することは珍しくありません。

そのため受付ではほぼ毎日誰かしらがクレームを受けている状態でした。
もともと無理のある予約の取り方を指示されていることもあり、受付は常に余裕がなく殺伐とした空気が漂っています。

お互いを助け合うという風土はなく、何か問題が起きると犯人探しを行い、どんなに患者さまへの態度が悪くても、早く受付を回転させる人が崇められます。
このように常に戦々恐々としながら接客スキルではなくスピードのみを求められるような環境の仕事は2度とやりたくないと思っています。

これから整形外科クリニック受付を行う予定の人へ

私が勤めていたクリニックは比較的規模が大きく金儲け主義の強い経営方針だったため、勤め先の経営者や院長によって環境はかなり変わると思います。

ただ、できれば一度そのクリニックに足を運んで患者になってみることをおすすめします。
来院することが難しければ電話で問い合わせるだけでも多少雰囲気がつかめると思います。

受付の対応はどうか、言葉遣いは的確か、質問にていねいに答えてくれるかどうか、医師の診察や雰囲気は自分と合いそうかどうかなど、そういったことからそのクリニックの様子を感じ取り、そこで働きたいと思えるようであればその仕事に就いてみたら良いと思います。

内勤の事務職など入ってみないと顔が見えない職場とは違い、実際に現場を見られる職業なので、下調べをして自分で納得してから応募することをおすすめします。

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