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私が経験した教材の訪問販売は半分押し売りだった



教材の訪問販売を社員として1年2か月働きましたが、半分押し売りのような仕事に誇りを持てなかった(MT40歳女性)。
教材の訪問販売を2度としたくない訳


私が行った教材の訪問販売の業務内容

小学生がいる家のリストがあらかじめ用意されており、その家に直接行って教材を売る仕事です。

いきなり訪問するためインターホンを押して名乗っても玄関先に入れてくれる確率はあまり高くありませんが、運よく入れてもらうことができたら現在の学校教育のことや教科書のことなどを話した上で商品の説明をします。

大変高額な商品なので一回の説明で買ってもらえることはほとんどありませんが、反論があった場合のトークマニュアルもきちんと用意されているので、分割払いも可能であることや他社の教材との比較話などをして粘ります。

そうして購入してくれるお客さんが一か月で3件あればまずまずといったレベルなので、いかに訪問販売が難しい仕事かわかると思います。

半分押し売りのような訪問販売に誇りを持てない

訪問販売なので宗教の勧誘や詐欺などと間違われることはしょっちゅうあり、マンションの管理人に怒られたり犬に吠えられたりします。

インターホンを押して玄関先に入ろうとしたところで警察を呼ぶといわれたこともありますし、精神的負担が大きいです。

また、軍隊のような会社だったので給料は手渡しで成績の良い人から順に渡されますが、成績の悪い人は一番最後に大変申し訳なさそうに受け取るのですが金額は十数万円程度で生活に困るレベルです。

2度とやりたくない理由は、自分自身がそういった半分押し売りのような仕事に誇りを持てないことです。

親戚や友達に教材の訪問販売をしているとはなかなか言えず、契約が取れていないときには上司に怒られた挙句、早く出社して掃除当番までさせられるのでどん底まで落ち込みます。

これから教材の訪問販売を行う予定の人へ伝えたいこと

自分自身が例えば、子供が好きとか子供の教育にとても興味があって使命感があるという人なら良いのかもしれませんが、それにしても訪問販売という営業スタイルの会社に行くことがどれだけ精神的負担になるか、よく考えたほうがいいと思います。

縦社会の警察に嫌気がさし警察を辞めて入社した先輩がいましたが、彼も入社1年と少しで胃潰瘍になり辞めていきました。

そして営業という仕事は契約をとった人が一番偉いという世界なので、負けず嫌いな人や天性の商売人のような人はやればやっただけ報酬も得られるためやりがいを感じるかもしれませんが、真面目でコツコツやるのが好きな人には向きません。

今現在その会社が同じスタイルで営業しているかはわかりませんが、個人情報が厳しくなっている中で続けるのは相当困難かと思います。

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