手芸雑誌の編集者を4ヶ月で辞め理由MT(25歳女性)
契約社員として手芸の雑誌の編集者の仕事に携わりましたが4ヶ月で辞めましたMT(25歳女性)。パッチワークという手芸の雑誌の編集者の仕事をもうやりたくない理由を書きます。
手芸雑誌の編集者の詳しい仕事内容
パッチワークという手芸の雑誌を編集するお仕事でした。
具体的には、全国各地のパッチワーク関連グッズを販売している手芸店の紹介記事作成、パッチワークやキルトのイベント・展示会情報の掲載、雑誌に掲載する予定のパッチワーク作品の写真撮影・作り方の作成、読者から届いたアンケートをまとめて資料をつくる、などが私のメインに行っていたお仕事になります。
その中で、パッチワーク講師との電話でのやりとりや、イベントに足を運んで挨拶をしたり、写真スタジオの予約など細かい業務も行っています。
雑誌を印刷所に持ち込む前には、テキストに誤字脱字がないか、分かりにくい箇所はないかを3人体制でチェックする校閲する作業もありました。
もう手芸雑誌の編集者の仕事をやりたくないワケ
環境が悪かったという理由と将来性がないと思ってしまったという二点の理由があります。
一つ目の環境が悪かったという点について。基本的にみんな忙しく働いている部署でしたので、仕事は特に指導があるわけではなく丸投げ状態。
そんな中でも、なんとか言われた業務をこなしても、先輩のおめがねに叶わなければ最初からやり直しで、毎日終電帰りが続いていったのが、この仕事を二度とやりたくない理由の一つ目です。
二つ目は、雑誌を作る編集部が、自分たちが作った雑誌がどの程度売り上げがあがっているのか、どのような需要があったのかをきちんと把握していない点でした。
なんとなく作っているだけでは、どんどん雑誌もパッチワークも廃れていくと、将来に希望を持てなくなったのが二つ目の理由です。
雑誌の編集者やマスメディアに憧れを抱いている人へ
雑誌の編集者やマスメディアに憧れを抱いている人は多いと思います。
かく言う私もそのクチで、雑誌の編集者という職を選びました。
しかしながら、やっていることはとても地味な作業がほとんど。待ち時間なども多く、決して効率的に成果をあげることのできない仕事だと思います。
本当に何か伝えたいもの、表現したいものがある人でない限り、なかなか楽しんでできる仕事ではないと思うので、もしこれから雑誌の編集者になる方は、力をいれすぎない程度に自己を最大限に表現して欲しいと思います。
また、まだま出版界にはアナログな人間が多いので、アナログ人間にイライラしないようにする抗体を身につけておくと良いかもしれません。
例えば、メールではなく書面で通達など。