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正社員として土木施工管理技士を21年間続けているY.Kです



土木施工管理技士のお仕事を正社員として21年間続けているY.Kさん(男性41歳)の感想。

土木施工管理技士のお仕事を正社員として経験


Y.Kさんが行っていた土木施工管理技士の仕事内容

土木の工事現場(主に公共事業)における施工管理の仕事で、工程管理・品質管理・安全管理・原価管理等の仕事を行います。

具体的には、工程管理は工期中に工事の目的物を完成させるため日々の工事の予定を調整する仕事です。
品質管理は発注者の規格に見合った品質の目的物を完成させるため、材料・施工方法等の確認を行う仕事です。

安全管理は労務の健康管理や交通管理、仮設施設の点検や労働環境の整備等が仕事になります。

原価管理は利益を生む事を目的とし、請負価格に対する労務費・機械費・材料費などを管理する仕事です。
現場管理の仕事は他にも測量や出来形管理、発注者との打ち合わせなど多岐にわたり、工事遂行のためのあらゆる作業に関わる仕事です。


土木施工管理技士を21年間続けてみた感想

楽しい事も苦しいこともいろいろありますが、基本的には割に合わない大変な仕事です。
しいて楽しいと言えば、工事現場が変わる毎に日本中転々としますので旅行好きの方には楽しく思えるでしょう。

あと日々いろいろな人と出会うので人付き合いが好きな人は楽しいと思います。
老若男女いろいろな方との出会いがありいろいろなお話ができるのが楽しいと思います。

苦しかったことはやはり現場で事故が発生してしまった時でしょうか。

常に自然を相手に大規模な工事をしているため、危険とは隣合わせで最悪は死亡事故などが発生してしまうこともあります。

毎日同じ職場で一緒に働いている仲間が事故に遭うような事はもっとも苦しい出来事といえます。
いろいろな事がありますが、この仕事をしている人は「やりがい」の為に頑張っていると思います。

将来、土木施工管理技士の仕事に就きたい方へ

まさに3Kと言われる仕事で、収入の割には本当に大変な仕事だと思います。
また年中出張がつきまとうので、家で家族と一緒に過ごす時間も少なくなります。

また、いずれ現場の責任者になり現場を預かるようになると、もし現場で事故が発生し、労災事故等になってしまえば
最悪責任者(現場代理人)は業務上過失致死等で書類送検などの可能性もあります。

給料も安いし、危険だし、責任は重いし、一見すると全くいいことのない仕事のようですが、人間が生活している以上絶対必要な仕事ではあります。

東日本大震災も経験しましたが土木技術者なしでは復興など出来ません。
ビルやマンションは建築の仕事ですがそれ以外はみんな土木の分野で
土木技術者が必要です。そういった意味でも「やりがい」だけは他の業種にはない仕事だと思います。

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