印刷会社の製本作業、夏場は暑くて本当に大変です
印刷会社で社員として5年間働いていました(43歳女性)。給料も安いですし印刷会社の製本作業の仕事はもうしたくないですね。私がこの仕事を辞めた理由などをお話しします。
印刷会社の製本作業の仕事内容
印刷会社の社員だったときの、製本の仕事です。
枚数の大きな本だと製本が一度にできず、人間の手で一冊にする仕事。
具体的な感じでは、紙300枚の本を、機械で1~150枚、150~300枚までしたものが、山のようにずらりとならべてあり、それを人間の手で一冊にしてまた、山にして置く仕事です。もちろんただ一冊にするだけでなく、トントンと机に落とし、上下左右に綺麗に揃えなければなりません。
人が少ない会社でしたので、朝の8時30分~5時まで、立ちっぱなしで一人でやるということもありました。
またそれを機械で糊つけして表紙をつけて本にするのですが、出来た本を機械から取って、机に載せて数えるという仕事をしていました。
夏の工場内は暑すぎる
立ちっぱなしで、工場の中が暑く、のぼせて、鼻血を出してしまったことがしばしばありました。
当時18歳とか20歳とかで、体力があるはずですが、本当に疲れてしまいました。
綺麗に仕事をすることと、間違いをないようにすることを要求されていたので、気持ちとしては本当に緊張を強いられていて、精神的にもつらかったです。
工場のおじさんたちも非常に感じが悪く、本当に嫌でした。
私は、ゆっくりと正確に仕事をしたかったので、「早くやれ」という言葉は焦りを感じ、間違いをよくやってしまいました。
そうするともう、仕事をするのは本当につらかったです。
正社員でしたが、異常に賃金的にも安かったので、これが一番きつかったです。
パソコンの仕事ということで、入社したはずなのに、製本の仕事をするのは不本意だということで、辞めて行った人もいました。
印刷会社の製本作業をこれから行う予定の方へメッセージ
もう無何年も前のことで、今の印刷会社でどのように製本しているのかよく解りません。
技術も進歩しているし、この作業があるのかも解りません。
でも、工場の仕事ということで、暑く、夏場では本当大変だというのは、今も変わらないと思います。
特に女性は生理のこともあり、立ちっぱなしというのは大変です。
休み時間がきちんと取れる環境があれば良いのですが、特に忙しい時には、小さい会社は休みももらえない状況があります。
精神的にも大変ですか、何かモチベーションが無いと仕事を続けていくのは大変です。
休みのときに趣味を楽しむことも大切だなと感じますし、仕事以外のオシャレを楽しんだり、美味しいものを食べたりと私生活を楽しむことが、本当に大切なことです。