医薬情報担当者(MR)のお仕事を正社員として経験したK.Tさん
医薬情報担当者(MR)のお仕事を正社員として8年間続けているK.Tさん(男性31歳)の感想。
医薬情報担当者(MR)の仕事内容
病院や開業医、薬局などを訪問し、自社で扱っている医薬品について説明し、正確な情報を伝える仕事です。正確な情報を伝え、新しい情報がある際には迅速な訪問が必要とされ、それによって患者様の健康の手助けをすることが目的となります。
医療機関から連絡を受けて訪問することもありますし、例え真新しい情報がなかったとしても、定期的に訪問して問題点はないかなどの確認を行うことで、医療関係者との信頼関係を深めることも大事になってきます。
また、医薬情報担当者は価格交渉は行なわないため、それを取り扱う卸業者との連携も深める必要があり、様々な方との交流を持つことになります。
営業としての能力や医薬品情報の知識を仕入れることが出来るので、私生活にも役立つことが多々あります。
医薬情報担当者(MR)のお仕事を8年間やってきた感想
楽しかったことは、たくさんの方と交流を持てるので、医療関係者同業他社といった様々な方とお話ができることです。
それによって勉強になったことも多々ありますし、気が合う方とは仕事終わりに食事や飲み会に行ったり、プライベートでも遊びに行ったりと、人脈が広がりました。
また、活動した結果、自社製品を扱っていただけることになった際には、活動が認められて嬉しく思いました。苦しかったことは、やはり営業として前線に赴くので、自分のミスはもちろん、会社そのものへの不満も自分に向くことです。
それに対して言い訳も出来ませんので、それを真摯に受け止めてまた活動していくことが求められます。
時には理不尽なこともあり、納得いかないこともあるとは思いますが、それを含めての営業活動だと思っております。
医薬情報担当者(MR)の仕事に就きたいと思っている方へ
この仕事がしんどいかどうか、給料を含めたの待遇など、会社によるとも言えますし、自分の活動によるとも言えます。
そして何より、人と接することが好きかどうかにもよります。
向いている人には正に天職となるでしょうし、向いていない人にはしんどいと思うことが多くなるでしょう。
しかし、良かった点でも挙げたように、いろいろな方と接点を持てることは自分自身にとっても大きな財産になると思いますし、薬が採用されるということは、人の健康に役立つことにもなります。
それは非常に嬉しいことだと思います。
そういった意味で、営業に興味のある方、MRに興味のある方は、とりあえず説明会に参加するなどまずは動いてみてはいかがでしょうか。