化粧品の販売員(訪問販売)はもうこりごりYI(48歳女性)
とにかく商売に対する考え方が甘かったの一言に尽きます。化粧品の販売員の仕事はもうこりごりですね。2年弱つづけましたが結局、化粧品の販売員はやめてしまいました(YI48歳女性)。
この仕事の雇用形態は?
登録制で、普通に購入するよりも、安く商品を仕入れられるというものでした。
化粧品の販売員の詳しい仕事内容
主には訪問販売でした。代行店の店長として契約をすると、単なる販売員よりも仕入れ価格が安くなり、自分自身も販売員を抱えることができます。
お客様にメイクをしたり、マッサージをしたりすることで、商品の良さをわかっていただき、購入していただくというケースが多いかと思います。
代理店にもレベルがあるので、売上が上がり、販売員を多く抱えるほど、レベルが上がっていきます。
上のレベルになっていくと、代理店の店長のとりまとめをすることも可能です。
仕入れ価格が下がる上、収入も上がっていきます。私が携わっていた時代よりも、今のほうが、エステの機械を取り入れているところもあるらしく、お客様へのサービスはしやすいのではないかと思います。
化粧品の販売員を2度とやりたくない理由
最初、販売員よりも代行店の店長のほうが自分には向いていると思い、早いうちに契約を済ませました。
ただ、実際には、販売そのものが苦手な上に、販売する姿をほかの販売員に見せることができなかったため、代行店の店長のメリットがまったく活かせませんでした。
それでもなんとか頑張ろうと、レベルアップのために季節ごとのキャンペーン時に、大量に仕入れをしました。
友人、身内にも勧めましたが、たかがしれており、結局は在庫をどっさり抱え、借金もすることになりました。
商品そのものは良く、自分の面倒を見てくださった店長も良い方だったのですが、とにかく商売に対する考え方が甘かったの一言に尽きます。
結局、商品を店長に引き取ってもらい、辞めることで借金も返しました。
私には向かないと思うので、2度とやりたくないです。
化粧品の販売員をこれから行う予定の方へアドバイス
もうずいぶん前の話ですので、今はシステムが変わっているかもしれません。
私が応募した頃は、世間知らずだったこともあり、広告を見た限り「店長の仕事は、商品を仕入れて販売員さんに渡すこと。
それで収入が得られる」というイメージで、非常に簡単なものに思えました。
ですが、正直、簡単にもうかることはありませんし、仮にもうかったとしても、何かしらの代償がついてきます。
そういうことも踏まえた上で、本当に化粧品が好きで心から使ってほしい、勧めたい、さらには個人事業主としての意識をもとうとすれば、いい成果が得られるのではないかと思います。
お客様に気に入っていただければ、非常にやりがいのあり、喜びも感じることができる仕事ではあります。
軽い気持ちでは、携わらないほうがいいと思います。