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個別指導塾の事務職をもうやりたくない理由YS(36歳女性)



約半年間、個別指導塾の事務職の仕事を正社員として働いていました(YS36歳女性)。毎日のように部長から「利益、利益」という言葉を聞かされて苦痛でした。
個別指導塾の事務職をもうやりたくない理由


個別指導塾の事務職の詳しい仕事内容

その会社は個別指導だけでなく、予備校、集団の進学塾なども経営していました。

その中で私はたまたま、個別指導塾の事務に配属されました。
本社の中に個別指導の本部もあり、教室は電車で行ける範囲に5ヶ所以上はありました。

入社してすぐは本部の仕事を教えられ、教室ごとの生徒数や売り上げ、学生バイトの管理などをしていました。

そして1ヶ月ぐらいすると、教室に行くように言われ、そこで同じようにその教室ごとの数字をただエクセルに入れたりしていました。
でもそれだけだと全然時間が経たないので、廊下やトイレを掃除したりもしていました。

1教室に正社員の講師は1人で、早くてお昼前ぐらいに出勤して来るので、それまではほとんど1人でした。
なので講師の方が来るまでは、PCを触ってみたり、掃除をしてみたり、ほとんどただの電話番でした。

講師の方が来ると、教材のコピーを撮ったり、その講師が上司から求められた資料をただ言われた通りに作成したりぐらいしか仕事はありませんでした。

もう個別指導塾の事務職をやりたくないワケ

全ての仕事が雑用で、「こんな事の為に正社員を採用するのですか?」と疑問に感じました。

そのくせ、確かに塾経営は慈善事業ではないので、利益を出して何ぼなのでしょうが、毎日のように部長から「利益、利益」という言葉を聞かされて苦痛でした。

「そんなに利益追求するなら事務はアルバイトかパートで採用すればいいのに…」とずっと疑問でした。

それと、本社にいた最初の1ヶ月はまだ良かったのですが、その後、教室を転々とさせられるようになってからは、明日どこの教室に行くかが前日の仕事が終る直前ぐらいしか分からない事もかなり嫌でした。

明日自分がどこへ出勤して、そこで何をするのか分からないなんて、社会人になる前は想像もしていませんでした。

その頃、個別指導部門はどんどん広げていっている段階だったので、事務の使い方まで気が回らなかったのかもしれません。

でも、配属だけされて、適当にたらい回しのような扱いを受け、正社員の講師の方も部長に振り回されている感じなのに、それに抵抗する事も無く、フラフラ彷徨っている感じが耐えられませんでした。

これから塾の事務業務を行う予定の方へ

塾に正社員で就職する場合、講師採用ならいいと思うのですが、事務で採用される場合はある意味それなりの覚悟がいると思います。
私自身、正社員で塾業界に就職し感じた事は、塾は講師が華で、事務は脇の脇です。

本部で長年、総務や人事といった事務をされていた先輩方は講師陣からも信頼され、生き生きと仕事をされていました。

なので、あそこまで登りつめられたら、講師は時間も不規則ですし、何人合格させられるかといったノルマやプレッシャーもあるので、事務職の方が気楽な面はあると思います。

でも、採用されてどのような使い方をされるかは、どの業種でもそうでしょうが、入ってみないと分かりません。
なので私も、たらい回しのように扱われても、そこで踏ん張り働き続けていたら、本部のべてらん事務職さんになれたかもしれません。

なので、塾業界に興味があり、講師より事務で、と思う方は、その会社で自分がどうなっていきたいかを長い目で考える方がいいと思います。

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