保険営業・販売を正社員として１年間働いたM.Sさん

保険営業・販売のお仕事を正社員として１年間経験したM.Sさん（女性２５歳）の感想。

M.Sさんが体験した保険営業の仕事内容

基本は頂いたエリアのお客様の定期訪問に通い、保険のご相談やフォローを行います。
毎月ノルマがあり大変ですが、上手く人間関係を作ることが出来れば、やり甲斐のある仕事だと思います。

具体的に、私がしていたことは、定期訪問ツールの作成（チラシ等と一緒に袋詰め）、白地（まだご契約を頂いていないお客様）へのアプローチ、各種保全（無料の特約を付ける等）です。
細かい仕事も多いのですが、基本が営業なので、それが苦手な方には辛い仕事になるかもしれません。

個人のお客様に慣れてきたら、企業回りもします。
企業様では、決められた時間と場所で、挨拶回りと情報提供（チラシ配り）を行います。

挨拶から世間話、そこから保険のお話しに繋げていくことがハードルになるかもしれません。

今も保険営業の仕事を続けていますか？

仕事自体に自分が疲れてしまったことと、主人の自営業の手伝いに専念するため。

保険営業・販売の仕事を１年間やってみた感想

最初は対応が冷たかったお客様に少しでも温かな対応をして頂けるようになると、とても嬉しい気持ちになります。
給与はなかなか安定しませんが、自分の【成長】のためには、とても素晴らしい仕事だと思います。

私自身は個人のお客様より、企業回りの方が緊張して苦手でした。
頭の中でシュミュレーションし、カバンに必要な物を入れ、玄関のチャイムを押す。

日常なら、ごくごく「普通」に出来そうなことが恐怖でたまりませんでした。

やっとそれに慣れたかと思いきや、人の名前と顔を憶えることと、チラシをお渡しして会話することが壁になってしまったり…。
何とも言えない苦しみでした。

先輩がたですらも、ライバルのような雰囲気に…でも仲良く。

ただ会食は多いので、食べることが好きな私は、唯一の楽しみでしたよ。

これから保険営業の仕事に就きたいと考えている方へ

自分が押し売り等をしなくても、ただ『保険』という言葉で「嫌われる」傾向にある職種だと思います。

それは『自分が嫌われている』と受け取ってしまいがちなのですが、大半は「保険営業」のイメージに対して嫌悪感を示す方が多いです。
そういうものを売らなくてはならない！と毎月、急かされるような感覚に陥ると思います。

ですので、常に「何のために？　誰のために働いているのか？」というのを意識しながら働き、気持ちの耐性をつけておくことが必要だと思います。
「自分が嫌われているわけではない」と覚悟することです。人間力が試されると思います。

【会社がある自営業】のような感じの働き方になりますので、確定申告・経費等についての知識をつけておくとスムーズかと思います。
頑張って下さい！

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