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慎重な方に向いている。人事の仕事を正社員で3年経験した女性29歳



人事の仕事はミスのない慎重な方に向いていると思います。人事全般のお仕事を正社員として3年間経験したN.Sさん(女性29歳)の体験談。
人事全般のお仕事を正社員として経験したN.S(女性29歳)


N.Sさんが体験した人事の仕事内容

1)社員、アルバイトの勤怠管理。毎月従業員一人一人の勤怠状況を確認して処理間違い等ないか確認をする。

2)勤怠情報が確定したら給与計算処理を行う。各従業員の手当の変更等が発生したら随時対応する。

3)社会保険の管理。健康保険、厚生年金、厚生年金基金、労働保険等の手続を行う。従業員が入院、出産等するようであれば健康保険上の給付金等のアドバイスをする。

4)人件費の割り当て。給与計算で確定した情報をもとに給与や各社会保険料等の費用を部門に割り当てていく。

5)契約社員、アルバイト、派遣社員の管理。契約期間満了前に更新確認をし契約書を発行する。

6)入社、退職の管理。必要に応じて新卒採用活動を行う。退職者が出る場合は手続きを行う。定年後再雇用を希望する人には面談を行い身分変更の手続きを行う。


今も人事の仕事を続けていますか?

妊娠をきっかけに退職しました。毎月の締め処理がタイトであることから、妊娠中から業務がきつかったこと、育休明けの時短勤務が厳しいと想像されたため。


人事の仕事を3年間やってみた感想

楽しかったことは社会保険全般にかかわれたこと。
健康保険や厚生年金の手続きを知っていると日常生活でも生かせるし、人の相談にものれた。実際に自分が妊娠した際もどこからどのような給付金が出るか、退職する際は退職後の手続きを自分でもわかっているため安心できた。

また、在職中に亡くなられた方の対応をした際は手続きが複雑であるもののお金にかかわる部分が多いので、懇切丁寧に説明し迅速に処理を進めることでご遺族からとても感謝されたのでうれしかった。

苦しかったことは現業部門に理解されないこと。
勤怠管理は間違っていると給与処理にもかかわるので、各部門に細かく指導していたがうるさく思われていた。

こちらの締め処理もあるので、部門にも早く処理してほしいと依頼しても部門は部門で忙しいといわれ処理が進まず、残業気味になっていった。


これから人事のお仕事をしたいと思っている方へ

こちらが処理を間違えると従業員の給与や将来の年金等の間違いにもつながってしまうので、ミスのない慎重な方に向いているお仕事です。

各種業務に締め日が設定されているので自分でスケジュール管理をして、作業を着実に進めていくことが必要になります。

特に社会保険や税金関連等は専門的な知識が必要になってくるので、セミナーに参加したり書籍を読んでおくと役に立つでしょう。

制度は毎年変わるので最新版の情報を常に入手しなければなりません。
基本はデスクワークですが、現業部門とのやり取りも欠かせないのでコミュニケーション力があるといいでしょう。

また従業員の個人情報を取り扱う部門なので、そのことを意識して安易に情報をもらさないように気をつけましょう。
業務の内容とはいえ大声で話してしまうと情報漏えいにつながる恐れがあります。

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