システムエンジニアの仕事をやりたくない理由MO(27歳女性)
納期までが短いので日々無理をしていた。システムエンジニアの仕事をもうやりたくない理由を書きます(MO27歳女性)。正社員として3年8か月働いていました。
私が体験したシステムエンジニアの仕事内容
生命保険に加入する前に検討資料として使われる保険の設計書を出力するシステムを作る仕事でした。
対象の保険がどのような性質をもっているかを約款、契約のしおりなどから読み取り、システム要件におとしていきます。
要件が固まったら、設計書を作るために必要な情報を入力する画面はどのような画面とするかをお客様と相談します。
システムの画面、詳細構造が決まったら、プログラミングをして実際にシステムを構築します。
プログラミングが終わったらテストをします。まずは個々のモジュール単位、グループ単位でのテストと段階にわけてテストを実施していき、最終的には本番環境と同等のテストを実施しバグと呼ばれる問題点を解消していきます。
お客様に承認を頂き、本番移行、その後の保守を続けていく場合もあります。
もうシステムエンジニアの仕事をやりたくないワケ
納期までのスケジュールがとても短いことです。
納期までが短いので日々無理をして作業を勧める必要があります。
つまり毎日遅くまで残業をして日々のタスクをこなしていくことが重要になります。
自分のタスクがスケジュール通りに終わらないと、早くに終わっている方にヘルプをしてもらったりすることも多く、とても気を使います。
土曜、日曜、祝日に出勤することも少なくなく、忙しいので振替休日も十分に取得できないこともありました。
お客様にもよりますが、信頼関係が出来ていないと余計なことに口を出され予定外のタスクが増えることも多かったです。
また障害が発生するとおさまるまで帰宅できません。
障害対応をしながら、納期の短いスケジュールをマルチでこなしていく必要がありますので体力と気力が持つ人ではないと精神的におかしくなってきます。
これからシステムエンジニアの仕事を行う予定の方へ
一緒に働くメンバーとの信頼関係はきちんと作るようにしてください。
システムエンジニアはパソコンにずっと向かっているイメージがあるかもしれませんが、お客様やメンバーとのコミュニケーションを取っていることも多いですし、その時間の方が大切です。
協力会社様と一緒に仕事をすることがほとんどなので、初対面の方とでも気軽にお話しができるフットワークの軽さが必要になります。
またもちろんシステムエンジニアの仕事は辛いことばかりではなく、無事本番稼働をしお客様からとても喜ばれ、やりがいを感じる日もありますし、自分の作ったプログラムが苦労の果てに設計書通りに動いて感動することも多いです。
苦労をした分、報われたと感じることも多いと思いますので、無理をしすぎずマイペースにお仕事をしてください。