アパレル販売員を正社員として12年間続けたA.Nさん感想
アパレル販売員を正社員として12年間働き続けているA.Nさん(女性30歳)の感想。これからも続けて行きたいと思っています。
A.Nさんが体験したアパレル販売員の仕事内容
百貨店などに配属をされ、その場所の指定のブランド内の服を販売します。
個人売りなどの設定もあり、その成績により立場が変わってきます。
年に一度、試験があり、お給料の査定をされます。
また半期に一度、応対の試験などがあり、私服警官のように店頭に他のブランドの社員が内緒で入り込み、応対のチェックをします。
名指しでの点数をつけられます。
いつはいるかは誰も知らされないので抜き打ちです。
また研修も頻繁にあり、接客に対しての基本的なところから、難易度の高いところまで、ノウハウを教えてもらえますし、服についての知識などが学べるます。
これはブランドかかわらず会社で行っていることなので、全スタッフ共有が出来るように勉強会と言うような形で進められています。
アパレル販売員を12年間続けてみた感想
楽しかったことは仲の良い顧客様が増えて来た時に、私に会いにわざわざ来てくださり、お土産を持って来てくれたりしたこと、異動したとしたとしてもついてきてくれ、違う百貨店でも購入をしてくださることです。
名前を覚えてもらい、全てお任せしていただけた時に喜びを感じます。
苦しかった事は配属先のブランドに慣れるまで、過去の商品が分からず、お客様へ知識不足のために怒らせてしまった事や、商品などの不良でクレームをいただいてしまったときです。
お客様の期待を阻害してしまうことが一番の苦しみです。単純に怒られてしまうことになるので、そんなときはとても苦しく思います。
また新人のときに売りのがしたときに、何故売りのがしたのかと上司に詰められたときも苦しかったです。
これからアパレル販売員の仕事に就きたいと考えている人へ
タフな性格の人が特に向いている職業だと思っています。
店頭は舞台そのものなので、嫌なことがあろうと笑顔をキープし、どこからみられているかわからないので、それを1日だらけることなく姿勢を保たなければいけません。
お客様の最高のコーディネーターになるための服の勉強ももちろん必要になってくるので、自分のブランド以外の知識も必要となります。
難しく聞こえるかもしれませんが、好きなことであればきっと楽しんで覚えられると思います。
お客様が、主役と言うことを絶対に忘れない様にすることがポイントです。
自分は目立たず、お客様を引き立たせることができるのが良い販売員の基本となると思います。
自然と笑顔が身について来ますし、人との関わりの仕事なので、プライベートでも役に立って来ると思います。