給料について確認したいこと
仕事選ぶ基準の中でも最も優先されるのが給料ではないでしょうか?
日給や時給など様々な形態がありますが派遣の仕事では時給による提示が多い傾向にあります。
無論額が多ければ多いほど割のいい仕事であることは疑いがありません。
しかし、給料の内訳を詳細に確認すると必ずしも好条件であると言い切れない部分もあります。
よく確認せずに就業後支払いの段階になって想像と違っていたということになればトラブルになりかねません。
給料について確認したいポイントを見ていきましょう。
基本給なのか?
働く上で最低限の支給額となる給料を基本給と言い、これに実際に働いた時間が給料として支給されることになります。
また残業や休日出勤など割増手当が付く場合は基本給を基準として上乗せ額が算出されるなど、諸手当を決定する基準となる給料額にもなります。
時給の雇用形態の多い派遣では時給がそのまま基本給とされることが多いですが、中には諸手当を含んで時給となっていることもあります。
その場合各種割手当は時給から諸手当を除いた額を基準に決められるので間違えないよう注意する必要があります。
手当が含まれているか
時給として給料額が提示されている場合、その額は基本給に上乗せする形で諸手当が含まれていることがあります。
そのため手当が支給される条件を満たしていない場合は上乗せ分の給料額を支給してもらえない可能性もあります。
例えば精励手当などは支給条件として一月あたりに最低出勤日数が決められていたりします。これらの条件は契約書交付の際に説明があることが一般的なのでよく確認しましょう。
月給の場合残業代が含まれているか
派遣の仕事を探していると時給の隣に月収例として一月にもらえる概算額が提示されていることがあります。
その場合注意したいのが残業代を含んでいるかどうかであり、中には時給と月あたりの稼働時間に残業代を加えて公開する派遣会社もあります。
無論この場合は残業がなければ残業代が支給されることはなく公開されているよりも少ない給料額になります。
特に派遣会社の中には求人を魅力的にするために無理やり月給の中に残業代を含ませ高給であることをアピールする会社もあるのでよく調べることが大切です。
求人票を閲覧した段階で給料額は確認でき、給料の内訳も大概併せて記載されているのが一般的です。
しかし中には実際に応募してみて初めて詳細や支給条件が説明されることも少なくありません。
給料に関してわかりにくいと感じたら担当者にしっかりと説明してもらうことが大切です。