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派遣スタッフ同士で時給を教えあってはいけない理由



派遣で働くことになると、同じ派遣元の人間が「自社の仲間」ということになります。

しかし、この仲間たちはみんなバラバラの現場に働きに行くため、顔を合わせる機会はあまりありません。

派遣先に同じ派遣会社から来ている人間がいるとちょっと親近感を覚えてしまうものなのですが、この仲間に絶対にやってはいけないことがあります。
派遣スタッフ同士で時給を教えあってはいけない理由


給料の話は絶対にダメ

お金の話は絶対にしないで下さい。
特に、同じ部署で働くことになった仲間には、聞かれても答えてはダメ。

なぜかというと、あなたの方が高い時給をもらっている可能性があるからです。

派遣スタッフは能力で時給が変わります。
同じ職種でも差があるのは当たり前。

さらに、似たような仕事内容だとしても違う職種で契約している場合もあります。
当然時給は変わってきます。

あなたがもらっている交通費をもらっていない人もいます。

お金の話はトラブルの元!
絶対に話さないように心がけて下さい。


2人分の働きができる派遣女性

本当に仕事ができる派遣スタッフになると、時給が跳ね上がることもめずらしくありません。

広報業務とweb管理として2名の派遣スタッフを採用しようとしていた企業に、その2つを経験したことがある女性が採用されました。

2人分の仕事をこなす彼女を見て、企業は2人目の採用を中止し、彼女に1.5人分の時給を支払うことにしたのです。

本来なら2人分の人件費がかかるところが1人分で済んだので、企業は彼女を大事にしようとしたわけです。

日本の景気はまだまだ絶好調とは言えませんが、本当に仕事ができる派遣スタッフは、派遣会社からも派遣先企業からも大切にされるものなのです。


必ず訪れる就職試験

しかし、どんなに優秀な派遣スタッフでも、同じ会社に定年まで勤めることはできません。
何度でも就職試験を受けなければいけないのです。
派遣スタッフの就職試験はある意味、昇給試験でもあります。

ここで重要になるのが実績です。

年功序列の会社員と違って、どれだけ長く勤めたのかは重要ではありません。

やってきたことのひとつひとつが次の案件の時給アップにつながると考えたら、たとえ面倒でも目の前にある仕事をきちんとこなそう!と思えるのではないでしょうか。

働きの全てが時給となって返って来る派遣は、自分の今のレベルがわかりやすい働き方とも言えます。

聞いていた時給は1,200円だったのに、面談の後に正式に決まった時給が1,500円に!なんてこともよくあります。

時給=自分の評価と思って頑張りましょう。

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