派遣はいろいろな職種を体験できる

いろんな将来の可能性の幅を広げてくれる

派遣のメリットのひとつとして、いろんな職種を体験できる、ということがあります。これは、正社員として長く１社で働き続けるよりも新鮮な体験です。

確かに、ボーナスや福利厚生の面、または安定性の面で正社員に条件的に劣ることも多いです。が、自分ひとりでは引き出せない、いろんな将来の可能性の幅を広げてくれるのが派遣のいいところです。

また、派遣では、広く社会勉強ができる、ということも強みです。どんな職種が自分に向いているのか、向いていないのか、やりがいを感じるのか、を模索するには派遣業は最適です。

派遣でも気軽に職種を転々とするのはＮＧ

もちろん、派遣だからと気軽に職種を転々とするのは、職歴としては好ましくありません。派遣会社に登録すると、派遣として働いた記録が残っていき、それが履歴書代わりになります。

すぐ投げるのではなく、転職しようと思ってもいったんは踏みとどまって、ある程度粘ってみましょう。長く一つの職を続けることで、見えてくるものもあります。

求人広告や新聞広告で就職口を探すとなると、自分の得意分野ばかりを探してしまうことになり、可能性が狭まります。しかし、その可能性を派遣会社の方で広げてくれることがあります。

たとえば、「自分には営業なんて絶対に無理」と思っていたとしても、面接で営業を勧められ、やってみたら意外に向いていた、ということもあります。

また、逆に「自分にはこれが向いている」と思っていたら、実は向いていなかった、ということもあります。思いがけない方向に可能性は広がることがあるのです。思い込みは損です。

Tweet