人材派遣会社はこうやって利益を得ている
大手や中小など人材派遣もたくさんの会社がありますが、これらの会社も利益がなければ、成り立っていきません。どうやってこの利益を得ているのかということになりますが、このしくみについて紹介したいと思います。
人材派遣の会社とよく間違われるのが人材紹介です。
この場合は人材紹介の会社が企業に紹介した場合に成功報酬という形であらかじめ定められた金額が人材紹介の会社に支払われます。人材派遣の場合は、また違った形になります。
たとえば企業から人材派遣の会社に対して支払われる時給が2000円とすると、その中から派遣労働者に全額ではありませんが支払われています。
その金額は、だいたい20%から30%の金額が人材派遣の会社の儲けとなり、あとは派遣労働者側に支払われることになります。
この利益の中から社会保険料や福利厚生などの費用、人材派遣会社の人件費などが賄われています。
やり方しだいでは、経費もそんなにかからずに儲かる仕事かもしれませんが、大手などは人材育成や宣伝広告費などにかなりのお金を投資しているはずなので、かなり多くの人材を企業側に紹介しないことには経営が成り立たないでしょう。
大手の人材派遣の会社のほうが人材育成にも熱心で、福利厚生についてもきちんとしている傾向があります。
また、仕事の量も多く仕事を見つけやすいといったメリットもあります。
そういったことからも登録するなら、一ヶ所だけではなく、数ヶ所に登録しておいて、必ずそのうちの一ヶ所は大手の人材派遣の会社に登録をしておくと安心できるでしょう。