ありがちな派遣トラブルの原因と対処法
派遣で働く人の中には、「派遣だからこその悩み」を抱えつつお仕事に通う人も多いようです。
派遣スタッフの間で本当にあったトラブルと、その解消方法を見てみましょう。
聞いていた職務内容と違いすぎて限界…
これが最もよくあるトラブルです。
顔合わせで聞いていた仕事内容や条件と、現場で求められる内容に差がありすぎてついていけないというものですね。
本当によくあるトラブルですが、そもそもなぜこのようなすれ違いが起こってしまうのでしょうか?
原因は様々ですが、
2.派遣先企業からの情報が少ない、偏っている
3.派遣会社のセッティング能力不足
などが考えられます。
もっとも重要なのが1です。
そもそも派遣先企業が求める人材像を派遣会社が100%理解して、100%ピッタリの人材を紹介するなんてのは無理な話。多少のすれ違いは起こるものと思っておいて下さい。
自分を環境に適応させる努力も必要ですが、あまりにも話が違いすぎて、トラブルに発展しそうになったら、辞めたくなる前に派遣会社に相談しましょう。
その際、自分の辛い感情を訴えるのではなく、聞いていた話とどう違うのかを説明するようにしましょうね。
派遣スタッフ同士の派閥が面倒…
派遣スタッフとの付き合いが面倒、なぜか派遣スタッフ派閥に入れられる…こんな人間関係トラブルもよくあります。
人間関係トラブルの原因は、多くの場合自分にあります。
「トラブル」を感じているとき、人は「思い通りにならない」というジレンマを持っていて、思い通りにならないことに対して「あの人、なんであんなこと言うんだろっ!」と、人のせいにしてしまいがち。
でも、そもそも他人が思い通りになるはずがありませんよね。
あの人とトラブりそうだな~と思ったら、ネガティブな感情に気をつけて、頭を意識して仕事モードに切り替えてみて下さい。
苦手な人にこそ笑顔で接することも効果的です。
信頼して話した個人的な話を他のスタッフにバラされた!なんていう話もよく聞きますが、これは完全に自分に原因があります。
プライベートなことを他人にバラされたくなったら誰にも話さないのがイチバン。
特に、その職場でもらっている報酬については聞かれても答えないようにしましょう。
派遣スタッフのお給料は、派遣会社や個人の能力によって大きく変わります。
あなたが先輩スタッフよりも多くのお金をいただいていることがわかるだけでもトラブルの元です!
どんなときでも言えることは、派遣先トラブルを派遣先のスタッフに話してはダメということです。トラブルがこじれるだけですよ。
必ず営業さんに相談して下さいね。