食品工場の製造ラインのお仕事を正社員として経験したMさん
食品工場の製造ラインのお仕事を5年間正社員として経験したMさん(女性27歳)。
Mさんが体験した食品工場の仕事内容
ベルトコンベアで流れてくる菓子箱に一人ずつ指定のお菓子をつめて、検品、包装をする仕事です。
一日中立ちっぱなしでベルトコンベアの前からはほとんど動くことがありません。
社員の人間は、その菓子を詰めている作業者の管理をします。
主な仕事は、トイレ交代や菓子の補充、品質管理チェックとして詰められた商品が確実に入っているか、期限は過ぎていないかなどを時間ごとに確認します。
菓子の状態の確認なども行います、また、包装状態が確実かなどの確認もします。
他には新しい商品がある場合はどのように詰めるかなどの工程を説明する指示書などの作成などをします。
包装機の状態が悪い時は包装機の状態の確認なども行い、必要があればメンテナンスも行います。
今も食品工場の仕事を続けていますか?
辞めました。結婚が主な理由ですが仕事自体が嫌で続けたくなかったのもあります。
食品工場の仕事を5年間続けてみた感想
正社員で入社しましたが、やっていることはパートの人と同じだしやりがいなんてとてもじゃないけどもてませんでした。
長時間の立ち仕事は慣れてしまえばそこまで大変とは感じませんでしたが、仕事が終わった後の足のむくみは辛かったです。
女性なのでやっぱりすらっとした足にあこがれていましたので、加圧靴下は手放せませんでした。
それに食品工場なので期間工なども多く、工場に来るような人なので手のかかる人間が多かったです。
と同時に自分の力不足や説明力のなさも感じましたし、落ち込むことばかりが多い職場でした。
それから仕事ができる人からどんどんやめていくような職場でしたので、残された人間はとてもつらい職場でした。
辞めることができてよかったです。
これから食品工場の製造ラインの仕事を検討している方へ
とにかくきついです。
特に繁忙期は、残業が10時近くまで終わらないこともあります。
夜勤もあるので、体力に自信がある人でしか勤まらない仕事だと思います。
立ち仕事でも動き回れればまだいいのですが、本当に立ちっぱなしなので足がとってもきついです。
ベルトコンベアで流れてくるのでちょっとでも目を離してしまうともう追いつけなくなってしまい、後ろの人に迷惑をかけてしまいます。
なのでとても神経を使います。
自分が詰めているものが直接お客様のもとに行くことになるので責任感が必要になってきます。
だからと言って給料が良いわけではないので、相当の覚悟をもって働くことをお勧めします。
ですが、食品工場なのでたまに自社製品を安く買えたり、試食ができたりします。
自分が本当に好きな商品を扱っているところで働くことをお勧めします。