経理補助のお仕事を派遣社員として経験したK.M(女性33歳)
経理補助のお仕事を派遣社員として9ヶ月間経験したK.Mさん(女性33歳)。
K.Mさんが体験した経理補助の仕事内容
日時業務は銀行の残高を確認して、入金と出金の内容を仕訳入力したり、エクセルを使用して銀行の残高を口座ごとに入力して日々の残高を合わせていく作業です。
月次業務としては毎月20日前後に銀行のネットバンキングを利用して給与振込の処理、月末には決算の資料を作成します。
随時の業務としては、総合振込の処理を支払日の2日前までにすることや、それに伴う支払明細という証憑を作成すること。また営業社員の経費精算の資料をもとに仕訳を入力し、金庫から出金するということもしていました。
手の空いた時間には、作成した資料をファイリングしたり、そのファイルの背表紙を作成したり、不要な資料のシュレッダーかけなどをしていました。
今もこの仕事を続けていますか?
続けていません。主人の転勤で引っ越したため。
経理補助の仕事を9か月やってみた感想
楽しかった事は仕訳の処理を入力していく作業です。仕訳を入力していくと例えば銀行の残額や金庫の残額と、入力後の会計ソフト上での残額がピッタリあうはずなので、それが合った時には達成感を感じます。
苦しかった事は大量の資料をファイリングしたり、シュレッダーにかけたりしなければいけなかったことです。
会社にもよるかとは思いますが、紙ベースで資料を保存していくことが多く、特に経費精算ではレシートや領収書を貼った精算書は分厚くなったり、レシートののり付けが甘いと取れてしまったりと、手作業でムダな手間が取られるのは不快感が増します。
また残額がピッタリ合うはずなのに合わなかったときや、仕訳の科目を間違ってしまったときはツラいです。
これから経理補助のお仕事をしたいと思っている方へ
経理はお金を扱う仕事で1円でも間違ってしまうと、やり直しになります。
さらに大きな金額を動かす事もあり、かなり責任重大の仕事です。数字に強くなくてはできない仕事かもしれませんが、数学が得意でなくても大丈夫です。
実際に私は数学は大の不得意でした。
ただし、簿記の知識は必要になります。
学んだ知識が活かせる仕事ですし、簿記の資格はいつまでも使えるので取得してよかったと思います。
経理は他のどの部署とも関わりがあるので、いろんな人と顔見知りになれます。ただし質問も多いので、いろんな知識が必要ですし、間違った事を伝えてしまうと大変なことになります。
そのぶんやりがいもあります。あと仕訳の入力には入力の早さと丁寧さが要求されます。
ブラインドタッチが不得意な人には向いていません。