旅行会社カウンターのお仕事を派遣社員として経験したMさん感想
旅行会社のカウンターのお仕事を派遣社員として3年間経験したM.Kさん(女性40歳)の感想。
M.Kさんが体験した旅行会社カウンターの仕事内容
お客さんが旅行の問い合わせや申し込みをする時に、電話もしくはカウンターで接客するのが主な業務です。
問い合わせの旅行に対して、空き状況を調べたり、電話や端末を使って手配をします。
その後、その場でチケットが用意できるものであれば手渡しますが、郵送のものに関してはお客さんにもう一度ご来店いただきチケットを渡して業務が終了です。
何も決まっていなくてご来店する人も多く、予算や場所、時期などからお勧めなどを聞いてくるお客さんもいますので、その際はパンフレットを参考にしながら、お客さんのニーズに合った旅行を紹介することもあります。
空いている時間は、売れ筋のパンフレットを目立つところに置いたり、乱れていたら整理をするのも大事な仕事です。
今も旅行会社カウンターの仕事を続けていますか?
結婚をして新居が職場から遠くなってしまったので辞めました。
旅行会社カウンターの仕事を3年間体験した感想
私のいた職場では、社員さんのスキルも高く、誰かが途中で外出しなくてはならない時などは、少しの説明で誰でも受け継ぎが出来ました。
急に休む時もあったので、このような環境は自分にとって本当に楽でした。
ここまで受け継ぎがスムーズにできたのは、働いている人みんなの心がまとまっていて雰囲気がとても良かったからだと思います。
ただ英語は誰も出来なかったので、外国人のお客さんが来た時は、本当にパニックになって用事がないのに席を立つ人や、パーテーションの影に隠れて押しつけあったり、今となっては笑ってしまいます。
あとは、旅行に行ってきたお客さんがわざわざお土産を持ってきてくれたり、自分を指名してくれたり、基本的に楽しいことだらけの仕事でした。
これから旅行会社カウンターのお仕事を行いたい方へ
とにかく、正確さとスピードが要求されます。
今のお客さんは知識が豊富で、下手をしたら旅行会社の社員より知っていることが多いことも珍しくありません。
ただ私たちに求められていることは、観光地の知識よりも、どこの国のパスポートの残留期間は何か月必要かなどの手配上必要な知識です。
このようなチェックは本当に大事です。残留期間が足りないと旅行に行けなくなってしまいますので、私は特に気を使っていました。
あと、経験上、愛嬌が良いことによって、上手くいくことも多いです。
ピーク時などは、手配先の電話がなかなかつながらない事も多く、お客さんはずっと待たなくてはいけません。
その際、お客さんをほったらかしにするのではなく、笑顔で一声かけると、お客さんのイライラ度も少し和らぎます。