プロバイダの電話オペレーターのお仕事を派遣社員として経験したY.Yさん
大手インターネットプロバイダの電話オペレーターのお仕事を派遣社員として2年間経験したY.Yさん(男性35歳)。
Y.Yさんが体験したプロバイダ電話オペレーターの仕事内容
大手インターネットプロバイダのコールセンターでの電話オペレーターです。
主に受信で、料金未納で回線をストップされた方からの電話対応です。
「お金を払うからすぐに回線を再開してほしい」という内容の電話が多いですが、「お金は払えないけど回線を再開させてほしい」「払えないけど払ったことにしろ」「親に頼んでくれ」という無茶な内容の電話もありました。
お金に関する窓口なので、問い合わせ窓口というよりもクレーム対応窓口という印象が強いです。
1日に何件電話をとったか、ということは評価の対象にはなりません。離職率が高いので、長期で働けて遅刻や欠勤が少なければ、誰でもそのうち昇格はできます。
10代~20代前半までの方が多い職場でした。
今もプロバイダの電話オペレーターのの仕事を続けていますか?
辞めています。
契約期間満了のためです。
プロバイダの電話オペレーターの仕事を2年間やってみた感想
楽しかったことは、若い人が多くて明るい職場だったということです。
仕事内容自体は料金トラブルだったり、暗い内容でストレスがたまるのですが、みんな明るく元気だったので雰囲気は良かったと思います。
苦しかったことは、トラブル対応です。
無茶を言ってきたり理不尽に怒鳴るお客さんが多かったので、ストレスをためてうつになるスタッフもおり、離職率は高かったです。
仕事だと割りきって、
「今怒鳴られているの自分じゃない、自分が否定されているわけではない。お客さんは会社に対して怒っているのであって、自分個人を攻撃しているわけではないんだ」
ととらえられる人は良いのですが、真面目な人や傷つきやすい人はすぐにつぶれていきました。
これからプロバイダの電話オペレーターをしたいと考えている方へ
どんな業種の会社で、どこの部署に配属されるかで、仕事の大変さがとても大きく違います。これは運もあるかと思いますが。
コールセンターでは受信のみ、発信のみ、受信と発信の両方、とあり、それは募集の時点で明確にされていると思います。
明確にされていなければ確認すべきで、これはとても大事です。
一般的には受信のみのが楽なのかと思います。発信は時給が高いところもあるようです。
人によってはつらい業務なのですが、かなり時給は高いです。短期集中で覚悟を決めてやるには最適のお仕事だと思います。
若い方が多いので、30代以上の人は浮いてしまうかもしれません。
友達もたくさんできるし、電話マナーも身に付きます、未経験でできる仕事なので、これから社会に出るかたには良い仕事だと思います。