医療事務のお仕事を10年間派遣社員として体験したH.Mさん
医療事務のお仕事を10年間派遣社員として経験したH.Mさん(女性38歳)の体験談。医療事務という仕事は、経験さえあれば、大きい病院から個人医院まで雇ってくれると思います。
体験した医療事務の仕事内容
病院が派遣会社を委託し、そこで医療事務員として入り働いていました。
そこの病院では正社員の医療事務員はおらず、すべてのレセプト請求から窓口請求まで派遣社員が行っていました。
私はその中でもパートとして9時から3時まで、皆さんの作業の補助やカルテ運び・外来予約患者のカルテ準備(毎日100程度)・電話受け・生命保険書類の管理・医師への依頼・医療要否意見書管理・請求依頼・患者様の呼び出し・患者様のご案内・入院の説明・資料配布・資料作成・介護保険必要書類送付・会計補助などなど…ありますが、パートだったため、その派遣会社のリーダーの方(派遣会社内の正社員)が支持されるので、その指示どうりに動いたり仕事をこなしていかなければなりませんでした。
今も医療事務の仕事を続けていますか?
今は辞めています。辞めた理由はいろいろありますが、この10年間同じ病院で働き続けましたが、そのうち、派遣会社が変わったのが4度ありました。最後の派遣会社と合わなかったということが最大の辞めた理由です。
医療事務の仕事で楽しかったことや苦しかったことなど
そこの病院で10年間楽しく働いてこれた理由は、とても仲良くしてくれていた看護婦さんや医療事務仲間がいてくれたからだと思います。
私がこの病院に入った当時から仲良くしてくれていた人達で付き合いも長く時間があるときはよくランチをし、夜は飲み会を開き、Drや嫌な職員の愚痴で盛り上がりました。
仕事中もよく声を掛け合い、少々辛い事があっても乗り越えることが出来ました。
しかし、その中でもどうしようもなく我慢できない位嫌味で偏屈で悪質な嫌がらせをしてくるDrがいました。
そのDrにだけはみんなが悩まされていました。他のDrも嫌っていて、できれば関わりたくないという雰囲気でした。
私はそのDrに何度も何度も悪質な嫌がらせをされ(多分本人は余り意識していない、それに気付かない位重症)あえなく辞めてしまいました。
これから医療事務の仕事をしたいと思っている方へ
医療事務という仕事は、経験さえあれば、大きい病院から個人医院まで雇ってくれると思います。
若い頃だったら大きい病院で派遣でもいいので経験を積んでおくと、沢山吸収できることも多いし、知識も充分に発揮でき、とてもやりがいを感じられると思います。
しかも、結婚して子供を産んだ後でも資格と経験があると強いです。
私みたいに子供を産んでから医療事務の資格を取っていざ働きたいと思った時には30代でしたので、その時点での無経験というのは厳しいと面接でも言われました。
いくつか面接して受かりましたが、もう少し遅かったらどうだっただろうと思います。
もちろん初めて入る病院には若い事務員が沢山います。その若い子たちに教えてもらって、自分はついて行けるのだろうか…という心配もありました。
それでもやる気、忍耐力さえあれば続けられると思います。