子供服販売を7年間正社員として経験した私の感想

子供服の販売のお仕事を正社員として経験したM.Hさん（女性33歳）の感想です。販売業はラクそうに見えると言う方が多いですが、基本立ち作業で、商品を出したり移動させたりと力仕事が何気に多いので体力が必要です。

体験した子供服販売の仕事内容

主な仕事内容は接客・品出し・ディスプレイになります。
品出しは商品の検品をしてからお店に出す事が基本となります。
ただし、何も考えずに出すというわけではありません。
各店舗ごとに売れている売れ筋商品の打ち出し、シーズンに合ったお店作りを臨機応変に対応していきます。
商品を出しながらディスプレイを変更し、お店の雰囲気を頻繁に変化させます。
そして、お店作りをしながらの接客。
ショッピングセンターに入っている店舗でも子供服はお客さんの一日の入店者数は少ないので接客はかなり重要になり、顧客作りがポイントとなります。
一日の流れはだいたいこのような仕事内容ですが、あとは細かい事ですとクレーム処理、商品を他店に移動、商品の発注、店長はスタッフの教育もしてゆきます。
ラクそうにみえて、やらなければいけない事が実は多いのが接客業です。

子供服販売の仕事を続けていますか？

旦那が転勤になった為、続ける事ができなくなり辞めました

子供服販売で楽しかったことや苦しかったこと

正直大変な事しかなかったです。
自分が接客業に向いていないのは分かっていたので、とにかく接客が苦痛でした。

色んな人がいますので嫌な事を言ってくる方もいます。そんな中でも自分に接客してもらいたいと思って来店されるお客様もいましたので、そういうお客様と出会えた時はとても嬉しかったです。

あとは店長をしていたので、スタッフの教育にはかなり苦労しました。

自分より歳が上の方、下の方を教育するという事、それぞれの性格の違いなどを考慮し、いかに即戦力になる人材に育てあげるかという事を常に考えながらもお店の売上を気にしなければならない
。
店長になった頃は胃が痛い毎日でした。
自分に余裕がなくなり、落ち込む事も多かったですが、お店の売上が上がり、スタッフとも良い雰囲気で仕事ができるようになった時は苦労する事も勉強の一つだったんだなと思えました。

あの時の私は年齢も若く、分からない事だらけでしたので苦しい思い出ばかり残ってますが、今思うと良い経験をさせてもらえたのでとても感謝してます。

これから子供服販売の仕事に就きたいと思っている方へ

販売業はラクそうに見えると言う方が多いですが、基本立ち作業で、商品を出したり移動させたりと力仕事が何気に多いので体力が必要です。

週末・お盆・正月は出勤ですので、一般企業に勤めている友人とは休みが合わず遊べない。
遅番・早番があり、出勤時間はバラバラ。そういう点を割り切ってお仕事できる方は採用されやすいと思います。

あとは洋服が好き！だから働きたいというだけでは続けていくのは難しい職種です。
それぐらい接客は重要です。

私みたく接客が苦手な方、人見知りをしてしまう方はお客様と距離を縮めるのに時間がかかってしまい悩むと思いますが、毎日色々な人と関わる事になりますので自然と慣れていきます。

なので人と接するのが苦手な方でも心配はいりません。むしろメンタルが強くなりますよ。
私は打たれ強くなりました。

こんな私でも続けていく事ができましたし、少しでも興味がある方はチャレンジしてみて下さい。

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