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年金記録の審査業務を契約社員として働いた経験があるRYさん



年金記録の審査業務のお仕事を契約社員として1年8か月働いた経験があるRYさん(男性48歳)の体験談。とても地味で根気の要る作業の連続なので、ある程度の時間、目の前の事に集中できるスキルが求められます。

年金記録の審査業務を契約社員として働いた経験があるRYさん


どんな職種ですか?

年金記録の審査業務をした事があります。年金にも国民年金・厚生年金の他に公務員の方々が対象の共済年金や、農林漁業共済年金、と言った様々な種類の年金があるのですが、初めは厚生年金のプルーフチェック(印字された内容が審査結果とあっているかをひたすらチェックしていく作業)のセクションに配属され、ほどなくそこから抜擢されて審査するセクションにまわり、最初は厚生年金、次には農林漁業共済年金の審査に移りました。

「ねんきん特別便」にお客さんが記入して送って来た内容から、様々なセクションで記録の紙を印字して、審査できる状態にまで資料が添付された状態で、ものが回って来ます。

それを、色々な年金の専門的な知識と照らし合わせながら、記録の真偽を審査していくのです。

はっきりとしたノルマはありませんでしたがやはり件数を多く審査した人は表彰されるなど、結構シビアな仕事でした。


雇用形態は?

契約社員雇用でした。
その事業の後期になると人が足らなくなり、派遣会社からも人が送られて来るようになりましたが、こちらは契約社員でしたので、かなりきちんとした待遇で、満足のいくものでした。

給料的にはそれほど高くはないのですが、半年たつと有休も付与されますし、有休を時間単位で取得できる、コンプライアンスにはかなり神経を使っていた会社でした。

会社が負担する健康診断や、保養所の利用、などもあり、雇用条件としてはとても良い企業だったと思います。

しかも審査セクションは残業も多く、また休日出勤もあったのですが、それらは青天井でタイムカードにつけて大丈夫でしたので、月々の手取りの給料としては満足のいく金額になりました。

年金の記録の審査業務、と言う事で社会保険庁からの落札による事業でしたので、審査にあたるスタッフもアルバイトやパートではなく契約社員として雇用する事を、先方から要求されたようです。


年金記録の審査業務の仕事内容

お客様から送られてきた「ねんきん特別便」の回答に、色々なセクションを回って、様々な資料が印字、添付されていきます。

そして審査する際に必要最低限な情報が印刷されたものが、審査のセクションに運ばれて来ます。

オオモトの「ねんきん特別便」は当時の社会保険庁から運ばれて来るもので、それをもとに、社会保険庁のシステムにアクセスして記録を調べ、その送られてきた「ねんきん特別便」の手書きの申告内容が正確か、正確なら抜け落ちている記録は何処か、また統合すべき記録は存在するのか、などを審査し、たとえばAさんが、自分自身で記入漏れしていたけれど、あらたに国民年金での加入期間が見付かった場合は、慎重に審査したのちに、その記録を「統合」してひとつのものとします。そういった意味では責任も重大で、やりがいのある作業でした。


年金記録の審査業務を働いた期間

1年8か月です。
最盛期にはその年金記録の事業で700名超の従業員が業務にあたっていましたが、会社が入札にやぶれてしまい、つまり仕事自体がなくなってしまったので、事業自体がなくなってしまう事が判明したために、事業廃止による退職、と言う形、ハローワーク的には「会社都合退職」ではなくあくまで「契約期間満了による退社」扱いで、700名近くが一斉にその仕事を止めました。

実態は「解雇」にかぎりなく近いのですが、あくまで「契約満了による退職」扱いで、失業保険もすぐに受給できました。

その失業期間中に、職業訓練校へ入校し学べ、次へのステップアップにもなったので、失業にいいも悪いもないかもしれませんが、悪くない失業でした。


今もこの仕事を続けていますか?

残念ながら、事業廃止でその事業自体がなくなってしまったため、現在はまったく違う職種をしております


年金記録の審査業務の仕事の思い出

この仕事で楽しかった事は、夏の暑いさかりにも空調の効いた、涼しいオフィスで一日中デスクワークをしてひと夏を過ごせた事です。

休憩時間などもきちんとしていたので、まるで避暑に来ている感覚でその夏を過ごせました。そして苦しかった事は、やはりそのデスクワークを一日中強いられる事でしょうか。

前職がイベント関係の仕事だったため、適度なデスクワークの他に外回りやイベントの施工現場で外出するなど、バランスとしては良い環境だったので、決められた休憩時間以外、基本的に机にへばりついている、と言うのは、なかなか最初、慣れるまでは体がムズムズして困ったのを覚えています。

それでもやがてサブリーダーに抜擢されて(※リーダーは基本的に部門長なので正社員がなる)メンバーに指導したりケアする割合が増えたので、適度に立ち上がったり歩いたりするようになったので、その苦しさは軽減されました


これから年金記録の審査業務の仕事をしたいと考えている方へ

とても地味で根気の要る作業の連続なので、ある程度の時間、目の前の事に集中できるスキルが求められます。

あと、全員で共有した審査の基準や、その変更点など、に対してとてもシビアーにそれを厳守される事が求められるので、あまり自由な裁量の幅と言うのは存在しません。

自分の個性を出したい方には向いていない職種です。

審査のための基準や変更点などをすべて記憶して、厳密に審査する事が求められるので、マジメにコツコツやる人、そしてなによりも、他人から説明された事をちゃんと「聴く」力が要求される職種です。

そしてなにか疑問点があれば、恥ずかしがらずちゃんと説明して、その基準やルールのようなものを自分なりに噛み砕いて理解する能力のある人が、この仕事に向いています

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