派遣という労働形態
やっぱりどんなお仕事でも、どんな形態の働き方でも、職場でのお悩みは尽きないもの。
社会人になったら、生活の中で、仕事の悩みが一番重く心にのしかかってくるものだと思います。
毎日のことですし、家にいるよりも長く、一日のほとんどを職場で過ごすわけですから、つらい悩みを抱えて出社するのは、精神衛生上よくありません。
かといって、簡単に辞めるわけにもいかない…ということで重圧がかかってきます。そういう時に相談者が居ないと、なかなか派遣は続け辛いものです。
このご時世、正社員という立場は手放したくありませんよね。
でも、派遣だと、正社員ほどその労働形態にしがみつかなくてもいいというフットワークの軽さがあります。
でも、これってある意味、メリットでもデメリットでもあります。「辞めたい」「転職したい」とすぐに考えてしまうからです。
正社員の場合は、「次に正社員になれるかどうかわからない」と考えるので、安易に転職しようとは考えないものですが、派遣の場合だと、「次の労働形態も派遣だし、辞めてほかを探そうかな…」となってしまう訳です。
特に若い方だと、たくさんのお仕事が回ってきます。だから、そこに甘えが出てくるんですね。
実際、私が働いていた職場でも、職場環境が良くなかったためか、派遣の入れ替わりが激しく、3ヶ月ごとに派遣さんが入れ替わっていたそうです。
正社員の方は全員長年勤められていました。このあたりに勤務形態への意識の差が現れます。