料理旅館の仲居さんを2度としたくない訳YY(35歳女性)
料理旅館の仲居さんの仕事を2度としたくない訳を話しますYY(35歳女性)。これから仲居さんの仕事を行う方へお伝えしたいことも書きます。
2度とやらない仕事:料理旅館の仲居さん
雇用形態:アルバイト
働いた期間:3年
料理旅館の仲居さんの仕事内容
着物に着替えてからタイムカードを押します。
お客様のおでむかえから、お茶出し。
客室、館内の説明もここでします。
夕食の準備。会席なので一品ずつお部屋に運びます。
会話好きな方から無口なお客様いろいろおられました。
ドリンクを運ぶのはもちろんですが、食べられるスピードによって次のお料理を調理場に依頼し運ぶを繰り返します。
片付けをしたらお客様の都合にあわせて布団を敷きます。
団体さんなら宴会場でのお食事中に敷いておきますが個人のお客様は布団を敷く様子をじっくり見られる方もいるのでより丁寧にしかなくてはいけません。
配膳室を片付けたら翌朝の食事の準備をします。
さらに翌日泊まられるお客様のセッティングをします。
男女ペアなら簡単ですが複数のお子様連れなどは年齢によって準備するものが違うのでややこしいです。
料理旅館の仲居さんを2度とやりたくない訳
仕事はハードですがやりがいもあり楽しめましたが何と言っても仲居は女性の集まり。
初めての日は、おばさま達に年令から出身地など質問攻めに合いました。
大きな料理旅館ではなかったのですが派閥があり、誰かと話し終わると別派閥の方に何言われた?などと詮索されました。
休みの方がいると、その人の悪口大会。
また別の方が休みの日だと悪口大会。
聞くのがしんどかったです。また新人イジメではないかと思うような先輩さんの言動も目撃しました。
こういった人間関係をのぞけば、もっと楽しく働けたように思います。
また大女将さんと女将さんや、仲居さんと板場さんもゴチャゴチャありました。
仲居さんの中に偽名で働いていた方がいたのも微妙でした。
これから料理旅館の仲居さんを行う予定の人へ伝えたいこと
料理に詳しくなれます。着物なので自分で着物が着れるようになるのが早いですし、着物での所作が自然に身につきます。
観光地ならお客様から質問される事が多いので詳しくなれます。
さらにお客様のお世話係りなので、他の接客業とは違う会話が楽しめます。
料理旅館の仲居はいい事がいっぱいです!が、仕事量も多いので賢く動く事が大事だと思います。
スピード重視でいかなくてはダメな所と、丁寧にいかなくてはダメな所。経験を重ねればできます。
あとは人間関係。女性の多い職場なのでゴチャゴチャはつきものですが社会勉強だと思って、一歩ひいて見てみると楽しめますよ。
大変なだけあって時給も他の接客業よりは良いので割り切る事も大事かもしれません。