ブレーキ部品を作る仕事は朝が早いし重労働。辞めてほっとしたのが感想
ブレーキ部品を作る仕事は朝が早いし重労働。辞めてほっとしたのが感想ですねRS (49歳女性)。それでも社員として2年4カ月働いていました。
ブレーキ部品を作る流れ作業の詳細
ブレーキライニングのバリ取りを行っていました。型で抜いたものを高熱で焼き、バリを取る作業です。
バリはそのライニングの種類によって大きさも硬さも違うので、硬い時はバリが綺麗にとれずに不良品を出してしまう事がありました。
高熱で焼く機械のそばに待機して、熱いままで作業していました。
火傷しないように、手袋を2重にも3重にもかけているので手がぶ厚くなり作業しづらく、温度の高い機械のところにいるので夏場は特に辛かったです。
バリをとった部品はケースに入れ、係の人が持っていきやすいように別の場所に積むのですが、重いものもあるので、肩や腰をいためたりもしました。
時間との闘いで、焼いている間に日報を書いたり、型抜き部品を運んだりしなければなりませんでした。
もうこの仕事をやりたくないワケ
夜間の短大に通うためにこの仕事をしていたので、生活がきつかったです。
特に早番は6時からの作業なので寮にいたとはいえ、5時起きで支度をしなければならず、朝弱い私は毎日が苦痛でした。
それに加え、作業もかなり重労働で暑さと体の痛みの為に、倒れてしまい入院した事もあります。
それがきっかけで仕事を辞める事になったのですが、辞めて心の底からほっとしました。
学費を稼ぐために働いていたのですが、そこをやめてからバイトをして卒業できたし、そのバイトがとても楽に思えました。
最初からそうすればよかったと思うほどでした。それ以降色々な仕事やバイトをしましたがこの仕事以上に辛いと思ったものはありません。
工場の仕事は自分に向いていないと思ったし、今でも夢に見てしまうほど辛い仕事でした。
これからこの仕事を行う予定の方へ
工場の仕事なので、とにかくキツイです。それをきちんと理解した上で仕事をした方がいいと思います。
私にはその心構えがありませんでした。時間に追われる作業をするのが得意で、早起きや遅くまでの作業が苦にならない人には向いていると思います。
それと仕事中は人とあまり話す事もないので、人との関わりが苦手な人にも向いているように思います。
流れ作業や体にキツイ仕事なので、お休みの時は体力を回復する事に努めた方がいいと思うし、あまり仕事を自分の時間に持ち込まない方がいいと思います。
休みの時間は気持ちを切り替えて楽しむ事が、仕事に向き合えるパワーにつながるような気がします。
時間に追われる仕事なので、時間の配分や仕事の配分が即座にできる能力も身に付けた方がいいと思います。