プログラミング言語講師をもうやりたくない理由YT(28歳女性)
これは続けていける仕事ではないなと感じていました。プログラミング言語講師の仕事をもうやりたくない理由を書きます(YT28歳女性)。
雇用形態:正社員
仕事をしていた期間:1年半
プログラミング言語講師の詳しい仕事内容
法人を対象としたプログラミング講座を実施します。
1日だけの講座から1週間の講座までコース内容は様々です。
日ごろその講座に向けての準備に集中させてもらえる環境ならいいんですが、その他、頻繁な会議や電話受け、多種多様な雑務をやらなければなりません。
日中は上司自身もお客様向けにプログラミング講座を行っているため、上司に授業の仕方をチェックしてもらうのは夕食後の19時から、会議がある時は21時からなんていうこともざらでした。
つまり残業をするのが当たり前というスケジュールが組まれ、毎日が過ぎていきました。
帰りはいつも11時過ぎで、その後飲みに付き合わされることも多く、これは続けていける仕事ではないなと感じていました。
もうプログラミング言語講師をやりたくないワケ
何と言っても忙しいのがつらかったです。
この仕事が好きならば頑張れる、とかいうレベルではなかったです。
社内に残業するのが当たり前的な雰囲気があったことが一番の問題ではないかと思います。
同期ももうほとんど辞めてしまいました。
かと言って、仕事が終わらず真夜中まで残っていると上の人からは「なるべく早く終わらせるように心がけよう」など言われてしまう部分に矛盾を感じて、転職をしました。
仕事で頑張ることは大切です。
時には無理をしなければならないこともあるでしょう。
しかし、慢性的に人間らしくない生活を続けてしまうと、疲労感が蓄積して思考力も低下してきてしまいます。
辞めることを決めた時点では、自分が逃げようとしているようにも思え罪悪感がありましたが、今はある程度のゆとりを持ちながら自分の好きな仕事ができているので、あの仕事を辞めたことは正しかったと言えます。
これからプログラミング言語講師を行う予定の方へ
この仕事が本当に好きな人、そして体力に自信のある人に頑張っていただきたいです。
朝早く出勤し、夜遅くまで残業という忙しい毎日ではありますが、そういう生活(朝から晩まで会社の人と一緒である状況)にストレスを感じない人、体力がある人にとっては逆に短期間でお金も貯められる(残業代は正確に支払われます)良い仕事かもしれません。
ただ、プライベートと仕事を両立させたいタイプの人や、身体が無理がきかない人にはお勧めできません。
自分の暮らしを楽しむために働いている、という考えがある人は、きっとこの仕事についてしまうと何のために生きているのか分からなくなると思います。
同じIT業界でも、例えばSEであれば納期によってメリハリのある過ごし方ができる可能性がありますし、同じ業界でも違う職種を検討してみるのも良いと思います。