工場でのバッグや衣類のピッキングや検品作業はもうやりたくないMI(女性)
工場でのバッグや衣類のピッキングや検品作業の仕事は2度とやりたくありません。派遣スタッフとして約1年6ヶ月働いていましたMI(30歳女性)。
ピッキングや検品作業の仕事内容
主にバッグや小物、衣類などのピッキング作業や検品作業が仕事でした。
大抵は朝、作業ごとに3つのチームに分かれます。
まず、ピッキング作業は、その日発注がかかっている商品のリストを見ながら倉庫の在庫の中から商品を集めてくる作業です。
一方で、ピッキングされた商品の検品、梱包をするチームがあります。
検品では、バッグなどに傷、汚れなどの不良箇所がないか確認し、良品であればダンボールで梱包します。
その2チームは同じ作業場で作業します。
もう1つのチームは主に衣類の検品や検針作業を行います。
検品作業では、衣類の汚れや破れ、穴あきなど不良がないか確認し、綺麗にたたんで袋に入れます。
検針作業は、検針機という機械を使って衣類に針が残っていないか確認します。
ピッキングや検品作業の仕事を2度とやりたくない理由
まず一番の理由は、作業場の環境の悪さです。
エアコンがないので夏場、冬場は最悪でした。
夏場の工場内は地獄のようで、特にピッキング作業は動きっぱなしなので汗が大量に流れて黒いTシャツを着ていると塩で白くなるぐらいです。
私はそれで10キロ痩せました。
逆に、冬場は検品作業がきつかったです。
検品はほとんど動かずその場で作業するので体の芯まで冷えて鏡を見ると唇が真っ青になっていました。
また、残業も多く、その日出荷の分が仕上がっていない時などは例え用事があっても残業を断れない雰囲気でした。
あとは、人間関係です。
各作業場にパートさんが何人かいて派遣スタッフに指示を出すのですが、パートさん達の中で派閥のようなものができていて、私たちは日によって振り分けられるチームが違うのでそれぞれお互いの悪口を言っているのが聞こえてきて感じが悪かったです。
体力に自信のある方でないと続かない仕事です
とにかく仕事場の環境が悪いので体力に自信のある方でないと続かないと思います。
仕事先はほとんど何も対策はしてくれないので自分達でできる限りの工夫をしなければなりません。
夏場の暑さ対策としては、基本ですがとにかくこまめに水分補給をして下さい。
できれば首などに専用の保冷剤などを巻くといいと思います。
冬場はインナーなどたくさん着込んで作業中も厚手の上着は着て下さい。
特に足元が冷えるのでズボンの下にはタイツを履いたほうがいいです。
五本指ソックスはおすすめでかなり効果がありました。
定番のかいろも貼る場所によって効果がありました。
私はお腹と腰と足の裏によく貼っていました。
人間関係についてうまくやっていくためには、仕事のこと以外は余計なことは聞いたり言わないほうがいいです。
私は派遣スタッフだと割り切ってあまりつかず離れずの関係を保ちながらやっていました。