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派遣元(先)が倒産した場合



派遣先の仕事にもようやく慣れてきて、一緒に働く人達ともコミュニケーションが取れ楽しくなってきた矢先に突然事件はおきました。
派遣元(先)が倒産した場合
なんと派遣元が倒産したというのです。

こんな場合派遣スタッフは一体どうなるのでしょうか?

過去にも派遣大手(登録者数230万人)と言われたグッドウィルが事実上廃業したのが2008年です。

特に小規模な派遣会社の倒産は100%ないとは言えません。
会社選びも大切です。


派遣元が倒産した場合

まず派遣元が倒産した場合は、派遣元と派遣先の派遣契約は当然に終了します。

つまり派遣スタッフは引き続き派遣先で働くことは出来なくなります。

まれに派遣先に非常に気にいられていた場合は他の派遣元から派遣されて同じ職場にという事もあるようですが非常に稀です。

どんなに業務に慣れて、人間関係が出来ても派遣元が倒産したら終了です。

これで話は終わりません。

今まで働いたお給料は?

派遣先に貰う訳にもいきません。(既に派遣先は派遣元に支払った後かもしれません)

こういう場合は厚生労働省の行っている「未払賃金立替払制度」を利用出来るかどうか確認してみましょう。

場合によっては、適用受けれて多少助かるかもしれません。

また、債務整理などで会社が立ち直って再建してくれれば問題ないのですが、これまで働いてきて累積された有給休暇は無くなってしまいます。

もし再建して同じ派遣元で働くことになれば有給は復活扱いになります。


派遣先が倒産した場合

逆に派遣先が倒産するという事もあるかもしれません。

ある日出勤してみると鍵が閉まって、他の社員さんも呆然と立ちつくす…なんてドラマみたいなワンシーンもあまり体験したくはないですね。

この場合は、派遣先を変更して貰う形になります。

派遣元さんは派遣先から賃金貰えていないかもしれませんがそれはあなたには関係ないです。

労働した時間分はきっちり派遣元さんが支給してくれるので、このご恩は他の派遣先でまた頑張ってお返ししてあげましょう。

こういう事にはあまり遭遇したくはないですが、何が起こるかわかりません。

起こってから慌てないように、色々確認しておけば安心です。

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カテゴリ: 派遣の基礎知識

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