年齢を重ねた派遣スタッフは年々仕事が少なくなる?
派遣スタッフは年齢を重ねると紹介してもらえる仕事の数が激減するといいますが、この話は本当なのでしょうか?
派遣スタッフの中でも二極化が進んでいます
紹介案件が絶えず高額報酬を得ている派遣スタッフさんは多くいます。
その一方で、契約が切れるごとに慌てる派遣さんもいます。
この差はどこで生まれるのかというと、やはり能力です。
能力が高い人は欲しがられる、低い人は難易度が低く報酬が安い案件しか受けられないという構図は、当たり前といえば当たり前ですよね。
複数で派遣された現場で、人材カットが生じたときに最後まで現場にいられるのも日ごろから努力している人です。
どんなにその会社に馴染んだとしても、最後に物を言うのは企業にとってどれだけメリットがある派遣スタッフかということ。
全員にはわかってもらえないかもしれませんが、必ず努力を見ていてくれる人がいます。
年齢が上がると指示しにくいとの声も
高ければ高いほど良いスキルですが、その一方で、どれだけ仕事ができても希望通りの案件に就けるとは限りません。
あまりにも出来が良く年齢が高い派遣スタッフさんとは、かえって仕事がやりづらい、派遣会社から高い報酬を求められるから採用したくないという企業側の裏事情があるのです。
仕事がやりづらい理由は、職場に見合っていない高すぎるスペックだから。
派遣会社が企業に高い報酬を要求するのは、派遣スタッフのスキルが高いから。
しかし、企業はオーバースペックのスタッフは求めていませんし、なにより必要以上の賃金を払うことはできません。
こういう背景から、仕事はできるのになかなか希望の案件が見つからない派遣スタッフさんも少なからず存在しているようです。
マッチングは派遣会社次第
もし、自分のスキルに見合った報酬の仕事がなかなか見つからないなら、登録派遣会社を増やしてみるのも手です。
現在多くの派遣会社では、スカウトシステムを採用しています。
自分の履歴書、職務経歴書などをWEB登録しておくことで、企業の採用担当が派遣会社を通してコンタクトを取ってくる仕組みです。
スカウトの場合、一般公開の派遣案件よりも重要な業務であること、条件が良いことがよくありますので、このシステムはぜひ活用してください。
派遣会社からの紹介を待たずに、自分から希望の案件を探して積極的に応募することも忘れないで下さい。
日々仕事に追われていると、なかなか自分を客観視する時間が取れないかもしれませんが、身を置いている環境を変えることで正当な評価を得られることもあります。