求人票でブラック企業の見分ける方法
従業員に劣悪な職場環境や就業条件で働かせる会社はブラック企業と呼ばれます。最近話題になることが多く、社会的にも問題となっています。
派遣の仕事選びではブラック企業を避けるべきなのは言うまでもありません。
しかしブラック企業も人を集めるために様々な工夫をしているのも事実です。
特に求人票では一般的な企業と相違がないような情報を掲載していることが多いため安易に応募してしまうということもあります。
求人票においてブラック企業を見分ける方法をいくつか紹介しましょう。
高額な給料
給料が他の同業他社が求人票で提示しているものに比べ高水準である場合はブラック企業である可能性が高いです。
人が集まりにくいために敢えて高い給料に設定するケースが多く高給であることを謳う文章も併せて掲載されていたりもします。
一見すると魅力的に見えますが、応募するのであればブラック企業の可能性を念頭に置きつつ仕事内容や勤務時間など他の情報も考え併せながら給料の高い理由を調べてみる必要があります。
必要以上に明るい写真
求人広告には応募条件の他にその企業のイメージ写真が掲載されていることが多いです。
稀に笑顔の人々がはしゃぐ写真や飛び抜けて明るい作業場の写真が載せられていることがありますが、必要以上に明るい写真はブラック企業かもしれません。
実際の劣悪な職場環境を隠すために敢えて明るい写真を使い応募者を募っている可能性が否めず、写真のイメージで就業してしまうと想像と実際のギャップに悩まされるといった事態になりかねません。
応募の際は写真を参考にせず、給料や条件など働く上で本質的な部分のみに注目することが大切です。
気軽な印象のキャッチフレーズ
「急募!」や「若い人が活躍中」、「大量募集」といった誰もが気軽に働くことができることを謳ったキャッチフレーズは注意するべきです。
従業員の定着率が悪いためにすぐに多くの人員が欲しい時に用いられやすい方法です。
求人を探していると真っ先に目に入るのがキャッチフレーズですが、表面上の言葉のみで仕事を判断せず慎重に検討してから応募することが望ましいと言えます。
実際ブラック企業を見抜くのは容易なことではありません。
また仕事が少ない時にはやむを得ず応募せざるを得ない場合もあります。
いずれにせよより細かな情報を入手しその会社の実像を捉えることが大切であると言えます。
もし求人票だけでわからなければ応募企業との顔合わせの時に詳細をチェックし、自分のイメージ通りの企業かを照らし合わせてみるといいでしょう。