ソフトの操作案内コールセンターのお仕事を正社員として経験したM.T
社内用ソフトの操作案内コールセンターのお仕事を正社員として3年間働いたM.T(男性36歳)です。精神的苦痛を感じたため辞めました。
操作案内コールセンターの仕事内容
保険代理店からの社内用ソフトの操作案内。
具体的には、保険会社の社内用イントラネットを使えるソフトを代理店が使用しているのですが、その操作の案内がメインの仕事で、その他にもPC操作の案内だったり、入力する数値、また扱っている保険の商材(生
保・自動車保険・火災・自賠責…)といった商材の説明などもあります。
代理店をやられている方には年配の方が多いので、その年配の方々の問い合わせは主にPC操作に案内が多かったり、20・30・40代だと保険の商材の詳細についての質問が多かったりしました。
ちなみに、保険の商材の詳細なので、その勉強も定期的にあり、その商材を一通り、説明できるようになってから「一人前基準」ということで正社員へと昇格となる感じでした。
現在もソフトの操作案内の仕事を続けていますか?
今は退職しています。
理由は電話対応に苦痛を感じたためです。
電話だけだと相手の心情を読み取りにくいので、対応を一歩間違えるとクレームに発展します。
自分のできる範囲内で対処できないことが多く、そのために精神的苦痛を感じたため辞めました。
この仕事で楽しかったことや苦しかったことなどエピソード
まず、この仕事でつらかったのは精神的に追い込まれるところです。
ここのコール内容はインバウンド(受信)が9割だったので、相手からかかってくるのがほとんどですが、このインバウンド(受信)はこっちから電話をかけるアウトバウンド(発信)ではないので、自分のタイミングでかけるわけではないので毎回仕事スタートのときは緊張しました。
たまにアウトバウンド(発信)もありましたが、期間限定のものでした。
良かった点は、ビジネスマナーや言葉づかい、また、PC操作(ハード、ソフト)が勉強でき、今後に活かせたことです。
特に、「言葉づかい」と「ビジネスマナー」は実際の職場で鍛えられたので、それは退職後の職場でとても武器になりましたね。
これからソフトの操作案内コールセンターで働くことを考えている方へ
この仕事は「精神的」に追い込まれることが多い職種です。
さらに、相手と電話で会話しながら同時に案内内容や質問をPCに入力をしたりと「マルチタスク」が求められます。
ハードルは高いかもしれませんが、ひとつずつこなしていけるように段階的に教育すると思うので、最初は大変に感じていても、続けていくと脳と身体が対応していくと思います。
それを経て、「現場で皆と同じように仕事ができるレベル」になってからが本番です。
そこから、実際に仕事をしていけば、お客さんから「ありがとう」とか感謝される言葉をもらったりすることも多くなると思うので楽しくなっていくと思います。
なので、この職種に挑む方はどうか、「現場で皆と同じように仕事ができるレベル」までは喰らいついて頑張ってほしいです。