派遣社員が就業中に気をつけること
派遣社員としての就業する際に気をつけておくことがあります。
詳細は派遣会社にて契約の際に丁寧に説明されると思いますが、あらかじめここで確認しておきましょう。
守秘義務
就業先で知り得た情報は口外禁止です。
社内にて得た情報をネットに漏らしてしまい、損害を与える事例もあります。
悪意はなくとも、社会人としてしてはいけない行為です。
どんなに小さな情報も社外に流すことはNGですし、家族や友人にもうっかり話してしまわないように注意しましょう。
契約外の仕事をしない
派遣先で契約外の仕事をすることは契約違反です。
会社によっては外線電話の取次ぎやコピー取りの雑務などを派遣社員にはさせない場合もあります。
仕事内容は派遣会社と派遣先会社にて、あらかじめ話し合いが行われ、派遣社員にも説明されるはずです。
契約書の内容を確認し、不明な点があれば確認をしておきましょう。
派遣社員の扱いに慣れていない会社や部署では契約外の仕事を任せてしまうこともあります。
その場合「契約外の仕事はできません」とはっきり断っては印象が悪くなるだけです。
雑務程度であれば、その場は指示に従い、頻繁に発生するようであれば派遣会社に相談するのが賢明でしょう。
責任を負わされるような仕事であれば「契約外の仕事ですが、処理をしても大丈夫ですか?」と確認をとるのがいいです。
逆に、派遣社員みずから頼まれてもいない作業をしてはいけません。
気を効かしたつもりが、他社員とのコミュニケーションを悪化させる原因にもなります。
また、社内のデータを勝手に整理したり、修正することはよくありません。
契約内外に関わらず、新しい作業を始める際には一声かけてから始めるのがいいでしょう。
どんな仕事でも人と人とのコミュニケーションはかかせません。
できあがった職場の雰囲気になじむまでは時間がかかります。
派遣社員だから仕事だけしていればいいという考えは捨て、円滑な人間関係を築けるように努力しましょう。
いくら仕事ができても同じ職場の人から嫌われてしまえば、社内の雰囲気も悪くなります。
最悪、契約を打ち切られてしまう可能性もあります。
必要以上に親しくする必要はありません。
挨拶はキチンとすること、会話の際には笑顔を見せるなど、良い印象を与える程度で大丈夫です。
一緒に仕事をしたいと思える人には長く会社にいて欲しいものです。
長く契約を更新してもらえる可能性も高まりますので、是非実践してください。
就業する会社によって、派遣社員の立ち位置は変わります。
臨機応変に対応する必要はありますが、基本的に気を付けることは上に述べた通りです。
就業前の方も就業中の方も、ぜひ心にとめておいてください。