就業する上でやってはいけないこと
企業で働くということは多くの人と関わることを意味します。
特に派遣社員での就業では派遣元を介するなどより多くの人と接することになります。
そのために派遣で働く場合はよりスタッフ自身が責任ある行動をとることが求められます。
無責任な行動は自分自身の信頼を失うだけでなく、所属する派遣会社の信用や派遣先企業の社会的信頼を失墜させることになります。
自分を支えてくれる多くの人々に迷惑をかけないよう働く上でやってはいけないことを確認しましょう。
無断欠勤・遅刻
誰にも報告せず休暇をとったり遅刻をしたりすると無断欠勤や遅刻として扱われます。
未報告で欠勤すると就業先に心配をかけることにつながるだけでなく、最悪の場合人員不足によって操業停止や営業取りやめといったことも起こりかねません。
確かに病気や事故など突発的なことは生活している上で起こり得ます。
だからと言って連絡を怠ることは就業先に迷惑をかけることになります。
通常勤務が難しいことを把握した時点で速やかに関係部署に連絡をすることが大切です。
バックれる
退職を申し出るわけでもなく無断で就業先に出勤しなくなることを俗に“バックれる”と言います。
派遣先や所属する派遣会社に何も伝えずに欠勤を続け、尚且つ連絡も絶ってしまうなど完全に仕事を放棄してしまう行為でもあります。
就業先に迷惑をかけることは言うまでもありませんが、派遣元に対しても派遣先との信頼関係失墜や人員の調整といった部分で手を煩わせることになります。
いったんバックれるとそのまま退職処理されるのが一般的ですが、派遣元から再び仕事を紹介してもらうことは難しくなるようです。
異常の未報告
作業をしていると間違いなくトラブルやミスが生じます。
製品の欠陥や書類の誤記入などは報告することなく放置すると後々に納入先からのクレームや誤った契約の締結などにつながってしまいます。
異常に気付いた際は速やかに報告し、修正可能な段階で対処してもらうことが大切です。
なお故意による製品の損壊やサービスの毀損などはもっての他であり法によって罰せられる可能性もあります。
仕事でやってはいけないことは一見当たり前のように思えます。
しかしいざ自分がやむを得ない立場に遭遇すると判断を誤ったりして適切な手続きを行いそびれてしまうことも少なくありません。
困ったことが起きたらまずは直接関係のある就業先に連絡し、必要であれば所属する派遣会社にも連絡することが最善です。