契約社員が決定している紹介予定派遣案件は受けるべき?
紹介予定派遣のスカウトがあったけど、正社員登用ではなく契約社員登用だった…。
この案件、受けるべき?
契約社員になるのと、派遣スタッフのままでいるのとではどう違うのでしょうか?
派遣と契約社員の違いをまとめてみました。
雇用関係が変わる
派遣:派遣会社との契約関係
契約社員:契約会社と直接契約
紹介予定派遣から契約社員になった場合、その後一切派遣会社を頼ることはできません。
報酬の交渉や業務内容の相談まで全てを自分で行うことになります。
これまで派遣会社がやってくれていたことを自分で行うことになるので、最初はとまどうかもしれませんが、会社勤めの人なら皆がやっていることですので、何も不安に思うことはありません。
契約期間
派遣:3ヶ月~12ヶ月など
契約社員:だいたい1年
派遣スタッフは3ヶ月・6ヶ月・12ヶ月ごとに更新をすることが多いようです。
契約社員は1年更新がメイン。
契約の期限
派遣:専門26種を除いて、同じ会社で働ける期間は最長5年
※ただし2015年4月以降は専門26種の枠がなくなり、一律最長5年になります。
契約社員:3年。一定の基準を満たす労働契約の場合5年。
給与
派遣:時給
契約社員:月給/年俸(時給の場合もあり)
職種
派遣:サービス業から専門職まで幅広い
契約社員:専門職が多い
契約社員の紹介予定派遣は受けるべき?
紹介予定派遣は、一定期間派遣先で働いたのち、その会社と直接雇用契約を結ぶことが約束されている派遣案件です。
しかし、必ずしも正社員登用ではなく契約社員になる可能性もあります。
とても難しい選択ですが、最終的には正社員登用を目指すならデメリットを理解した上で契約社員案件を受けることをオススメします。
一見、派遣のまま次の紹介予定派遣を待ったほうが安全なようですが、派遣会社だけを頼るのではなく自分でも就活を行い、視野を広く持って正社員への道を考えるべきです。
就職の第一関門は書類審査です。
ものすごい数の履歴書の中で自分をアピールするには、「派遣からステップアップして直接契約を結んだ優秀な人材」という印象を与えることがとても重要なのです。
本人の力量は別として、採用担当が履歴書を見たときに「派遣で10年の人材」よりも、「派遣から直接雇用を取り付けて10年の人材」の方が興味をもたれることが多いです。
チャンスを逃さないように、目先のことにとらわれすぎないで下さいね。